内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
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安曇野市新型インフルエンザ対策本部
安曇野市ホームページ:新型インフルエンザ
日本時間の4月30日、世界保健機関(WHO)は「感染の規模が急速に世界各国に広がり、各国で最大限の備えが必要」として、新型インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げたことを発表しました。
これを受け市では、「新型インフルエンザ対策本部」を設置し対応にあたっています。
今後、引き続き情報収集に努めるほか、国、県及び近隣の市町村と連携し、相談窓口を開設するなど、具体的な対策に取り組みます。
相談窓口
健康推進課(穂高健康支援センター内) ※新型インフルエンザ対策本部
●電話:0263-81-0726/ファックス:0263-81-0703
●期間:5月12日(火曜日)~平日のみ
●時間:8時30分~17時15分
長野県松本保健福祉事務所 (旧松本保健所)
●電話:0263-40-1939
●時間:長野県松本保健福祉事務所のホームページをご確認ください。
新型インフルエンザ 豚由来インフルエンザA(H1N1)
感染症情報センター
WHO などによると、2009年5月16日午前11時00分(日本時間)現在、世界中で34カ国において7,500例以上の新型インフルエンザA(H1N1)感染の症例が報告されており、アメリカ、メキシコ、カナダなどがその多くを占めている。死亡例はメキシコ60例(メキシコ政府によれば66例)、アメリカ3 例(アメリカ政府によれば4例)、カナダ・コスタリカ各1例の計65例(72例)である。
日本では、5 月8日にカナダから帰国した日本人4名が入国前(3名)および停留中(1名)に新型インフルエンザA(H1N1)感染確定と診断されている。また、神戸市において1人が新型インフルエンザ感染確定例、2例が疑い例で検査中となっている。3人に海外渡航歴はなく、国内初の人から人への感染が発生した可能性が高まっている。
国内初の感染者、神戸の高校生
TBSニュース
海外渡航歴のない神戸市の男子高校生が、新型インフルエンザに感染していることが確認されました。空港などでの検疫以外で見つかった、国内初の感染者です。
「国内で最初の新型インフルエンザ患者を確認しました」(舛添要一 厚労相)
検疫以外で国内初めてとなる新型インフルエンザの感染者。その情報に揺れた未明の神戸市。
「患者は神戸市在住の10代後半の男性」(神戸市 保健福祉局の会見)
感染したのは、神戸市の県立神戸高校に通う17歳の男子生徒でした。
その後、同じ高校に通う16歳の男子生徒と女子生徒が病院に運ばれました。感染が濃厚で、詳しい検査を受けています。
17歳の男子生徒と16歳の女子生徒は12日に発熱し、現在は平熱。16歳の男子生徒は15日に39度台の発熱があり、3人とも専門の医療機関に入院中です。
「発症している生徒は、海外渡航歴は家族を含めて(ない)」(生徒が通う神戸高校校長)
3人はいずれも海外への渡航歴はなく、クラスも、所属するクラブも違い、普段の接点はないといいます。つまり、新型インフルエンザのウイルスが国内で人から人に広まった可能性があります。
「11日、12日の段階からインフルエンザがあるということがありましたので、ただその段階で海外渡航歴がなかったので、おそらく季節性だろうと思ったんですが。少し予想しにくかったなと、私どもとしては思っております」(生徒が通う神戸高校校長)
この高校では、今週に入ってから欠席する生徒が増え始め、これまでに17人が体調不良を訴えているといいます。
神戸市では東灘区と灘区などの公立の幼稚園、小中学校を当面7日間、休校することを決めました。
「症状がひどくなるようであれば、こちらにご相談いただければ」(神戸市発熱相談センター)
電話の相次ぐ神戸市の発熱相談センター。
「『発熱しているんだけども何をしておけばいいか?』という相談があります。全体で300件以上、相談があると思いますね」(神戸市発熱相談センター相談員)
16日開催予定だった「神戸まつり」など、5つのイベントの中止も決定しました。
政府は行動計画を第1段階の「海外発生期」から第2段階の「国内発生早期」に引き上げました。
「感染がすでに広がっていると、じわじわと広がっている可能性も否定できないのではないか」(対策本部専門家諮問委員会 尾身茂 委員長)
今後、感染者が通う学校とその地域の学校は、一斉休校となりますが、ウイルスが弱毒性なのを考慮し、企業の業務縮小や集会やイベントの自粛要請は行わないことになりました。
一方、国土交通省は神戸空港に発着する航空会社やJR西日本などに対し、利用者にマスクの着用を呼びかけるよう要請する方針です。(16日17:08)
別の高校の女子生徒5人も感染疑い
TBSニュース
神戸市の発表によりますと、兵庫県内で、神戸高校とは別の女子高生5人に新型インフルエンザの疑いがあるということです。
5人は同じ高校で、うち4人はバレーボール部員で、40度や39度台の熱があるということで、簡易検査の結果ほとんどがA型の陽性を示したということです。
現在詳しく検査を行っています。それから男子生徒が感染したのは、兵庫県立の神戸高校ですけれども、こちらも新たに簡易検査で6人が新型インフルエンザの疑いが出たということです。
一方、大阪の橋下知事から政府筋に入った連絡によりますと、大阪の高校生1人が遺伝子検査で新型インフルエンザの感染が濃厚であるということが新たにわかりました。(16日18:46)
■高校生感染 国内で発生初確認
NHKニュース 新型インフルエンザ情報
厚生労働省によりますと、神戸市内の17歳の男子高校生が、国立感染症研究所の検査で新型インフルエンザに感染していることが確認されました。
水際の検疫ではなく、国内で新型インフルエンザの発生が確認されたのは初めてです。
この生徒には海外への渡航歴がなく、神戸市の検査でほかの2人の生徒からもウイルスが検出されていることから、新型インフルエンザの集団感染が起きている疑いも出ています。
新型インフルエンザへの感染が確認されたのは、神戸市内に住む17歳の高校3年の男子生徒です。
この生徒は今月11日に悪寒を訴え、翌日には37度4分の熱が出たため、医療機関で簡易検査を受けたところ、新型インフルエンザと同じA型と判定されました。
その後、15日、神戸市環境保健研究所で、生徒から採取した検体の遺伝子検査を行った結果、新型インフルエンザのウイルスが検出されました。
このため東京の国立感染症研究所で最終的な確認検査を行ったところ、遺伝子の配列が一致し、新型インフルエンザと確定しました。
水際の検疫ではなく、国内で新型インフルエンザの発生が確認されたのは初めてです。
これによって、政府の対策は行動計画に基づいて、これまでの第1段階「海外発生期」から第2段階「国内発生早期」に引き上げられます。
空港などの水際の対策から国内での感染拡大の防止や医療態勢の整備に重点が置かれることになります。
神戸市によりますと、この生徒は、16日午前3時すぎに市内の感染症の指定医療機関に入院して治療を受けてますが、熱は下がり、ほぼ回復してきているということです。
この生徒には海外への渡航歴がなく、新型インフルエンザのヒトからヒトへの感染が国内で起きている疑いも出ています。
この生徒が通っている高校では、2年生の男子生徒と女子生徒が簡易検査でA型のインフルエンザと判定され、いずれも神戸市環境保健研究所の検査で新型インフルエンザのウイルスが検出されました。
厚生労働省と神戸市は、ほかの生徒に発熱などの症状がないか確認するとともに、感染経路の解明を急ぐことにしています。
(5月16日 13時5分更新)
ニュース画像■政府 感染拡大防止の措置決定
政府は、海外への渡航歴のない高校生が新型インフルエンザウイルスに感染したことが確認されたことを受けて、河村官房長官らが出席して関係省庁の局長らによる会議を開き、児童・生徒が感染した場合、原則として市区町村の一部や全域で学校や保育施設の臨時休業を要請することなど、感染の拡大を防ぐための当面の措置を決めました。
会議の冒頭、河村官房長官は「国内で初の感染者が確認され、新たな局面を迎えた。慢性の病気がある人には重い症状になる例もあるので、新しい事態に対処して、感染拡大を防ぐ措置に万全を期さなければならない。冷静・迅速に情報を提供することが大切だ」と述べました。
会議では、事態が変わったことを受けて、政府として、感染の拡大を防ぐため万全を期すことを確認しました。
そして、当面の措置として、▽幅広く情報収集にあたるとともに、感染防止策や治療方法などについて国民に迅速かつ的確に情報を提供する、▽ウイルスに感染した疑いのある人に対し、インフルエンザの治療薬を予防的に投与するほか、感染した疑いのある人をほかの患者と接触させずに診察する「発熱外来」の整備を進めるなど、医療体制の整備を早急に進めるとしています。
さらに、▽患者が活動した地域での調査を徹底するとともに、外出の際に、人込みをなるべく避け、手洗いやうがい、込み合った場所でのマスクの着用を呼びかけるほか、▽事業者や学校に対し、時差通勤や時差通学など、従業員や児童・生徒の感染機会を減らすためのくふうを検討するよう要請するとしています。
また、▽児童・生徒が感染した場合、原則として、市区町村の一部や全域、場合によっては、都道府県全域で学校や保育施設の臨時休業を要請する一方、集会やスポーツ大会については一律の自粛要請は行わないものの、感染機会を減らすためのくふうをするよう要請するとしています。
このほか、水際対策としての検疫や入国審査にも引き続き取り組むとしています。
政府は、麻生総理大臣をはじめ、すべての閣僚が出席する「新型インフルエンザ対策本部」を18日開くことにしています。
会議のあと、総理大臣公邸で待機している麻生総理大臣は、伊藤内閣危機管理監から報告を受け、「感染の拡大防止をしっかりやってほしい。国民も心配していると思うので十分に安心できる対策をとってほしい」と指示しました。
(5月16日 16時45分更新)
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
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