2009/05/02 0:27

米国籍の乳児に感染の疑い=横浜の高校生は非感染
時事ドットコム

 外務省は1日午後、米軍横田飛行場に到着した航空機に搭乗していた米国籍の生後4カ月の乳児が新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。到着機の乗客に簡易検査を行ったところ、乳児からA型インフルエンザの陽性反応が出た。乳児と母親は同飛行場内の医療施設で隔離された状態で治療を受けている。母子の近くに座っていた13人の乗客も、新型インフルエンザに感染していないことが確認されるまで隔離される。
 一方、カナダからの帰国後、A型インフルエンザの陽性反応を示した横浜市の男子高校生(17)について、厚生労働省は同日、新型インフルエンザには感染していなかったと発表した。感染していたのはAソ連型ウイルスだったとしている。
  国立感染症研究所がウイルスの遺伝子の一部を増幅し、配列を調べる追加検査を行った結果、判明した。