内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
HHCブログ
2月15日、長野朝日放送で、映画「ミッドナイトイーグル」を録画し見ました。
物語の舞台となった、松本から、安曇野 穂高駅、冬の北アルプスの風景の美しさを興味深く見させていただきました。
・・・・・劇中、穂高駅として登場したホームは、安曇追分駅での撮影、
雪山でのメインシーンや銃撃シーンは新潟県津南町や八ヶ岳ロケで撮影されたとのことです。・・・・・
駅のホームでたたずむ竹内結子が印象的でした。
高校時代には安曇追分駅を利用していたので、思い入れも大きくなりました。
花粉の情報を見る-環境省花粉観測システム
長野県内の花粉情報
花粉情報(長野県公式ホームページ)
長野、松本、上田、飯田で早くもスギ花粉飛散始まる
2月16日(月)信濃毎日新聞
県環境保全研究所(長野市)と、松本、上田、飯田の各保健所は16日、それぞれの管内で14日にスギ花粉の飛散が始まったと発表した。1992年に観測を始めた同研究所、96年に始めた松本、98年に始めた上田はいずれもこれまでで最も早い飛散で、93年観測開始の飯田は2007年の2月10日に次ぐ2番目の早さとなった。県内は14日に各地で最高気温が平年を10度以上も上回るなど暖かい日が続き、飛散が早まったとみられている。
日本気象協会長野支店によると、県内の今年の飛散予想量は平年の1・1-1・7倍。県内の保健所で唯一、管内の木を調査して花粉飛散量などの予測を発表している飯田保健所は、今年の飯田下伊那地方のスギとヒノキの花粉飛散量は平年よりやや多く、少なめだった昨年に比べて約1・7倍になる-と予想している。
2/15以降、関東、静岡、東海地方では、スギ花粉が軒並み2000個/立方メートルを超えています。
花粉の情報を見る-花粉観測システム
長野県内でも、徐々にスギ花粉が増えていますので、早めに花粉症対策を進めましょう。
抗ロイコトリエン薬は、4週間前から飲み始めた方がいいでしょう。第2世代の抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬も、症状が出始める前にあらかじめ飲んでいた方が、症状が出てから飲み始めるよりも症状が軽くなるといったデータが発表されています。
ステロイドの局所投与(点鼻、点眼)に比べ、ステロイドの全身投与(内服、注射)は、ステロイドの副作用(が出やすいので注意が必要です。
以下に、厚生労働省の花粉症の情報を提示します。
花粉症の治療は他の鼻や眼のアレルギーの治療と基本的には同じですが、急激に花粉にさらされるため、急性の強い症状への配慮も必要となります。治療法を大きく分けると、
内服薬による全身療法
点眼、点鼻薬などによる局所療法
が、あります。
対症療法として抗ヒスタミン薬(第一世代、第二世代)、化学伝達物質遊離抑制薬、ロイコトリエン拮抗薬などの内服や点鼻、点眼、そしてステロイド薬の点鼻、点眼などが組み合わせられます。
鼻の症状ではくしゃみ、鼻汁が強い症状の場合は第2世代抗ヒスタミン薬が多く使われます。
鼻閉が症状の主体である場合にはロイコトリエン拮抗薬がよい適応となります。どの症状も中等症以上になった場合には主として鼻噴霧用ステロイド薬がもちいられます。
より鼻づまりが強い場合には点鼻用血管収縮薬や時に内服のステロイド薬を使う場合があります。この内服ステロイド薬は2週間を目途として使用します。
全身性のステロイド薬の筋肉注射はアレルギー専門の施設ではその副作用の問題からほとんど行われていません。
眼の症状に対しては抗ヒスタミン薬の点眼液、化学伝達物質遊離抑制薬の点眼液がその主体となりますが、症状の強い場合にはステロイド点眼液を使用することがあります。この場合には眼圧の上昇に注意が必要です。
現在、アレルギー治療薬の使用方法として花粉飛散開始とともに薬剤の投与を始める初期治療が一般的であり、季節が始まって症状が出現してから薬剤を服用し始めるより効果が高いことが分かっています。
副作用としては、抗ヒスタミン薬は多かれ少なかれ眠気が出ることがあります。鼻噴霧用ステロイド薬は局所のみで血液中に入らないため副作用は少なくなっています。
血管収縮薬は使いすぎると血管が薬剤に反応しなくなり逆に拡張し続けるため鼻閉がひどくなることがあり、注意が必要です。市販薬の点鼻薬にも含まれていますので注意して使用しましょう。
参考:厚生労働省 花粉症
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
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