内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
HHCブログ
今日2月27日は朝から雪や雨となり、寒い日でした。
明日2月28日は、晴れのところもあり、中信地方を取り囲むように花粉の飛散が予測されています。
2月28日16時予測
花粉症@ステーション
穂高の積算最高気温も337度となり、飛散開始の目安となる350度に近づいています。
長野市では、2月26日、27日と、小学校の休校や、学年閉鎖が報告されています。(長野県 インフルエンザ情報)
安曇野市 穂高ハートクリニックでは、2月27日 幼児、成人、小学生(穂高南小学校)、高校生の方が、インフルエンザと診断されました。
全体の数は、ピークを越え、減少傾向にありますが、まだ注意が必要です。
インフルエンザ(Influenza)
インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症である。1~3日間の潜伏期間を経て、突然に発熱(38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが出現し、鼻水・咳などの呼吸器症状がこれに続く。通常は1週間前後の経過で軽快するが、いわゆる「かぜ」と比べて全身症状が強いのが特徴である。
平成21年2月26日 安曇野ハート倶楽部に出席させていただきました。
降圧剤の説明の後、
「心電図異常を呈した限局性の肥大型心筋症」、
「左鎖骨下動脈盗血症候群のカテーテル治療」、
「強皮症、間質性肺炎、深部静脈血栓症に対する下大静脈フィルター」
の症例の発表を勉強させていただきました。
明日から、天候は崩れ、雨または雪になる予報です。今週末は、安曇野市では、花粉の飛散は少ない予想です。
今週は、雨の日が多く、肌寒く感じます。
今日、2月25日は、体調を崩した方が多くいました。
インフルエンザA型(穂高北小、有明保育園など)
感染性胃腸炎(成人、嘔吐症)
急性上気道炎
花粉症、アレルギー性鼻炎
の人が受診しました。春に向けて、体調管理、健康管理に気をつけるようにしましょう。
生活習慣病(高血圧症、高脂血症、高コレステロール血症、糖尿病)、肥満、メタボリックシンドロームの方も通院してくれています。春の農作業が始まる前に、体調を整えていくようにしましょう。
長野県 インフルエンザ情報では、総数は減少していますが、伊那市幼稚園、長野市小学校で学級閉鎖がまだ続いています。もうしばらく、注意しましょう。
今冬(平成20年~平成21年シーズン)のインフルエンザ様疾患による学級閉鎖等の状況では、2月20日以降、学級閉鎖は報告されていません。
穂高ハートクリニックでも、安曇野市 有明保育園の園児でインフルエンザA型陽性の方が、最近、数名いましたが、徐々に減ってきているようです。
長野県 インフルエンザ情報
花粉飛散予測
今日は、朝からのみぞれ混じりの雨でした。花粉の飛散は多くなさそうです。
2月24日午後には、長野県全域から中信地方を囲むように花粉が増えてきそうですね。
動画で飛散予測をみると、花粉前線に取り囲まれている様子が・・・・・
花粉を大量に浴びないよう注意しましょう!!
花粉症@ステーション2009 長野県 花粉飛散予測
2月24日16時
スギ花粉症は、日本だけの病気だって知ってました?
厚生労働省:花粉症Q&A集(平成21年花粉症対策用)
スギ花粉症は日本にしかないのですか。
スギは日本特有の木です。スギは中国の一部にもありますが、その数は日本と比べると少なく、スギ花粉症が問題となっているのは、ほとんど日本だけだと考えてよいでしょう。
スギ花粉が飛び始めていますね。
安曇野市穂高有明 穂高ハートクリニックでは、
花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎に対する薬物療法を行っています。
花粉症でお悩みの方は、是非、ご相談ください。
5~9c.c.の採血で、一度に26項目を調べるアレルギー検査(SRL MAST-26等)の特異的IgE検査が可能です。
HHCブログのカテゴリーに花粉症を追加しました。参考にしてみてください。
第14回 安曇野循環器研究会に参加させていただきました。
米倉安曇野市医師会長の挨拶をはじめ、
安曇野赤十字病院 循環器科 木下副院長
循環器科 内川医師の座長で、
相沢病院 循環器科 櫻井医師、「320列CT 冠動脈撮影」
心臓血管外科 鈴木医師、「左室自由壁破裂」
信州大学医学部 循環器科 池田宇一教授
「心筋梗塞の予防と治療」
等の講演を聴かせていただきました。
急性冠症候群(不安定狭心症、急性心筋梗塞)には、迅速なカテーテル治療が必要です。
(信州大学医学部付属病院 胸痛センター電話 0263-37-3199(24時間対応)
胸痛センターのウェブページ
安曇野赤十字病院 救急部-循環器科電話 0263-72-3170
では、24時間体制で、対応しています。)
心筋梗塞の1次予防、2次予防には、生活習慣病、メタボリックシンドロームの改善、治療が必要です。
抗血小板療法としてのアスピリン
高脂血症治療薬のスタチン、
ライフスタイルの改善
食事、
運動、
禁煙、
ストレス回避
の重要性を、改めて、再認識させていただき、大変、勉強になりました。
花粉症@ステーション2009 (第一三共株式会社)
に長野県の花粉飛散予測が発表されています。
2月23日8時
スギ花粉にアレルギーのある人、花粉症の人は参考にしてみてください。
2日先の花粉の飛散予測が地図上にメッシュでピンポイント(塩尻、松本、安曇野市穂高、大町)で表示されます。
1時間毎の予測が、動画で表示されます。
積算最高気温マップもありますので、花粉飛散の予測にも役立つと思います。
2月23日の8時から13時頃まで、塩尻、松本、安曇野市にも花粉が増加しそうですね!!
花粉を多く浴びないように、マスク、眼鏡、洗濯物など、注意しましょう。
2月15日、長野朝日放送で、映画「ミッドナイトイーグル」を録画し見ました。
物語の舞台となった、松本から、安曇野 穂高駅、冬の北アルプスの風景の美しさを興味深く見させていただきました。
・・・・・劇中、穂高駅として登場したホームは、安曇追分駅での撮影、
雪山でのメインシーンや銃撃シーンは新潟県津南町や八ヶ岳ロケで撮影されたとのことです。・・・・・
駅のホームでたたずむ竹内結子が印象的でした。
高校時代には安曇追分駅を利用していたので、思い入れも大きくなりました。
花粉の情報を見る-環境省花粉観測システム
長野県内の花粉情報
花粉情報(長野県公式ホームページ)
長野、松本、上田、飯田で早くもスギ花粉飛散始まる
2月16日(月)信濃毎日新聞
県環境保全研究所(長野市)と、松本、上田、飯田の各保健所は16日、それぞれの管内で14日にスギ花粉の飛散が始まったと発表した。1992年に観測を始めた同研究所、96年に始めた松本、98年に始めた上田はいずれもこれまでで最も早い飛散で、93年観測開始の飯田は2007年の2月10日に次ぐ2番目の早さとなった。県内は14日に各地で最高気温が平年を10度以上も上回るなど暖かい日が続き、飛散が早まったとみられている。
日本気象協会長野支店によると、県内の今年の飛散予想量は平年の1・1-1・7倍。県内の保健所で唯一、管内の木を調査して花粉飛散量などの予測を発表している飯田保健所は、今年の飯田下伊那地方のスギとヒノキの花粉飛散量は平年よりやや多く、少なめだった昨年に比べて約1・7倍になる-と予想している。
2/15以降、関東、静岡、東海地方では、スギ花粉が軒並み2000個/立方メートルを超えています。
花粉の情報を見る-花粉観測システム
長野県内でも、徐々にスギ花粉が増えていますので、早めに花粉症対策を進めましょう。
抗ロイコトリエン薬は、4週間前から飲み始めた方がいいでしょう。第2世代の抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬も、症状が出始める前にあらかじめ飲んでいた方が、症状が出てから飲み始めるよりも症状が軽くなるといったデータが発表されています。
ステロイドの局所投与(点鼻、点眼)に比べ、ステロイドの全身投与(内服、注射)は、ステロイドの副作用(が出やすいので注意が必要です。
以下に、厚生労働省の花粉症の情報を提示します。
花粉症の治療は他の鼻や眼のアレルギーの治療と基本的には同じですが、急激に花粉にさらされるため、急性の強い症状への配慮も必要となります。治療法を大きく分けると、
内服薬による全身療法
点眼、点鼻薬などによる局所療法
が、あります。
対症療法として抗ヒスタミン薬(第一世代、第二世代)、化学伝達物質遊離抑制薬、ロイコトリエン拮抗薬などの内服や点鼻、点眼、そしてステロイド薬の点鼻、点眼などが組み合わせられます。
鼻の症状ではくしゃみ、鼻汁が強い症状の場合は第2世代抗ヒスタミン薬が多く使われます。
鼻閉が症状の主体である場合にはロイコトリエン拮抗薬がよい適応となります。どの症状も中等症以上になった場合には主として鼻噴霧用ステロイド薬がもちいられます。
より鼻づまりが強い場合には点鼻用血管収縮薬や時に内服のステロイド薬を使う場合があります。この内服ステロイド薬は2週間を目途として使用します。
全身性のステロイド薬の筋肉注射はアレルギー専門の施設ではその副作用の問題からほとんど行われていません。
眼の症状に対しては抗ヒスタミン薬の点眼液、化学伝達物質遊離抑制薬の点眼液がその主体となりますが、症状の強い場合にはステロイド点眼液を使用することがあります。この場合には眼圧の上昇に注意が必要です。
現在、アレルギー治療薬の使用方法として花粉飛散開始とともに薬剤の投与を始める初期治療が一般的であり、季節が始まって症状が出現してから薬剤を服用し始めるより効果が高いことが分かっています。
副作用としては、抗ヒスタミン薬は多かれ少なかれ眠気が出ることがあります。鼻噴霧用ステロイド薬は局所のみで血液中に入らないため副作用は少なくなっています。
血管収縮薬は使いすぎると血管が薬剤に反応しなくなり逆に拡張し続けるため鼻閉がひどくなることがあり、注意が必要です。市販薬の点鼻薬にも含まれていますので注意して使用しましょう。
参考:厚生労働省 花粉症
静岡、山梨、関東各地でスギ花粉が定点当たり500~999個/平方メートルを超えています。
花粉の情報を見る-環境省花粉観測システム「はなこさん」
安曇野市内でも、花粉症、鼻アレルギーの方が増えてきました。
オノン、シングレア、キプレスなど、抗ロイコトリエン薬は、鼻づまり、鼻閉に効果があります。4週間前から、飲み続けておけば、症状が出てから飲み始めるよりも、より症状を軽減させるというデータが出ています。
血管収縮薬の点鼻薬は、即効性はありますが、使いすぎると効きが悪くなり、使う量が増えてしまいます。
ステロイド、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬を上手く組み合わせながら、対処していきましょう。
ひどい花粉症でお悩みの方は、早め早めに薬を使い始めましょう。
昨日は、春一番が吹き、風の強い一日でした。
今日は、ぽかぽか陽気で、暖かい日でした。
安曇野市 穂高ハートクリニックを受診する方の中で、インフルエンザ陽性になる人が減ってきました。
長野県のインフルエンザ情報でも、インフルエンザのピークは越えていますが、未だ、定点当たり30人を超えていて、長野市や上高井郡では、学級閉鎖もされていますので、もうしばらく注意した方が良さそうです。
信濃毎日新聞
飯田市立病院、心臓血管手術再開へ
1月21日(水) のダイジェスト版記事一覧
飯田市立病院は20日、専任医師が不在だった心臓血管外科に2月から医師の着任が決まったとして、07年から休止していた手術を再開すると明らかにした。休止の間は手術が必要な患者を松本市や諏訪地方、名古屋市などに搬送しており、再開は地域の課題になっていた。
同病院によると、着任するのは松本協立病院(松本市)の40代男性医師。信大病院(同)に在籍経験があり、今回も信大側の協力で移籍が実現したという。
コメント:
私が心臓手術を辞めてから閉鎖していた飯田市立病院の心臓血管外科に一人増員されました。信大病院時代の先輩で、手術が上手く、手術時間も短く、術後管理もシンプルかつ適切であり、様々なことを学ばせていただきました。目標としていた心臓外科医の一人です。
飯田市立病院は8年間に渡り心臓血管外科医長として勤務させていただいた思い出深い施設です。
北信地方の同期の心臓血管外科医からも、信州大学への異動・再編の連絡がありました。
術前、手術、術後管理、緊急手術のコーディネイトから、集中治療室の管理、外来での管理まで、一人で行うことは体力的にも精神的にも非常にエネルギーが必要です。
経営母体の違う施設間でのマンパワーの集約と、地域間での施設偏在の問題は、バランスが難しく、現在の医療費削減による医療崩壊の根源にもつながる複雑で難しい問題です。今回の心臓血管外科の再編を英断された信州大学、ならびに各施設、心臓外科に携わる全ての医療スタッフ、さらにはそのご家族、地域住民の皆様にエールを送りたいと思います。
いずれの施設においても、周囲のサポート体制の拡充と共に、お体を壊されることがないよう、今後の益々のご活躍を陰ながらお祈りいたします。
いよいよ2月。
節分、立春を過ぎると、あっという間に年度末になってしまいますね。
立春といっても、安曇野では、まだまだ寒い冬が続きますね。
2月に入って、相変わらず、冬の感染症の患者が増えています。
インフルエンザA型 (インフルエンザウィルス)
感染性胃腸炎、流行性嘔吐下痢症
冬期乳幼児嘔吐下痢症(ロタウィルス、ノロウィルスなど)
溶連菌感染症、溶連菌感染後急性腎炎
急性咽頭喉頭気管支炎
水痘 など (参考:国立感染症研究所 感染症情報センター)
アレルギー性鼻炎、鼻アレルギー、花粉症の方も受診が始まりました。
(花粉症ナビ)
乾燥していますので、加湿に心がけ、
マスク、うがい、手洗いをして、予防に努めましょう。
冷たい水で、何度も手洗いをすると、手荒れや、乾燥性の皮膚炎なども悪化してしまいます。
保湿クリーム、ワセリン、皮膚用の軟膏が必要な方も増えています。
春に向けて、体のケアをしていきましょう。
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
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