環境省は1月30日、スギ、ヒノキの花粉飛散予測の確定版を発表した。
そろそろ、花粉症、鼻アレルギー、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎の対策を始めた方が良いですね。
まずは、花粉を避けるような対策が必要です。
松本市、安曇野市内、北安曇、大町市の方でも、毎年、花粉症で苦しむ患者さんが、鼻閉、鼻づまりに効く抗ロイコトリエン薬、鼻汁、鼻水に効く第二世代アレルギー薬の処方を受けています。
抗ロイコトリエン薬、抗アレルギー薬には、一日2回(朝、寝る前)飲むものと、1回(寝る前)でいいものがあり、様々のメーカーの薬が多数あります。
効果が出現する時間も、長いものと短いものがあります。
大まかには、
抗ヒスタミン、抗アレルギー薬・・・・比較的即効性があります。しかし効果がきれると、症状が出現します。
抗ロイコトリエン薬・・・・・4日以上、飲み続けてください。
ステロイド局所投与・・・・・効果が出現するのに1週間以上使用してください。
症状と副作用を比べて、自分に一番あうものを探していくようにしましょう。
症状が出現してからは、ステロイド局所投与(点鼻薬)、抗ヒスタミン薬局所投与(点鼻薬、点眼薬)などが必要になることがあります。
ステロイドの全身投与は、副作用のリスクと、利点を考慮しながら慎重に使用した方が良さそうですね。
長期コントローラーとなる薬で症状を抑えこみ、症状が増悪したときに即効性のある薬剤を使うようにしましょう。
環境省 花粉観測システム「はなこさん」2月2日から稼働、携帯版もあります。
花粉症保健マニュアル2009
花粉症ナビ 協和発酵キリン 2009年日本全国花粉飛散予測
花粉症ナビ-症状を軽くしよう(鼻の症状、眼の症状)
花粉症ナビ-花粉カレンダー
鼻アレルギー診療ガイドライン2005