2008/08/16 23:49

8月もお盆を過ぎて、朝、夕は涼しくなり、過ごしやすくなってきました。
8月初旬から、明け方の頑固な咳や、鼻水、鼻閉で受診する人が増えてきました。

風邪症状の一つとされ、急性上気道炎、気管支炎と診断されて、感冒薬や鎮咳剤が処方されることが多くあります。
それらの中には、場合によっては、アレルギー性鼻炎や、喘息性気管支炎の可能性もあります。

夏から秋にかけて、イネ科の雑草や、ブタクサ属、ヨモギ属(キク科)による、アレルギー性鼻炎があります。
鼻アレルギー診療ガイドライン

8ページに、主な花粉症原因植物の開花期が記載されていますので、参考にしてください。

感冒様症状、風邪症状が良くならない。
頑固な咳が持続する。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり。
目が痒くなってきた。
などの症状がありましたら、一度、相談してください。

参考:
財団法人 日本アレルギー協会
リウマチ・アレルギー情報センター
独立行政法人環境再生保全機構/
 ぜん息などの情報館

社団法人日本アレルギー学会