今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。

テーマ:電機復権の処方箋

◆米ラスベガスで世界最大の家電見本市「CES」が先週開催。
ウエアラブル端末や車の自動運転など、
モノとインターネットをつなぐ技術が注目された。

仏パロット社の超小型ヘリコプター「ARドローン(無線操縦機)」は、
4つの回転翼でGPSを頼りに自動飛行する。



上空からの映像を高画質で記録したり、即時配信できる。
スマホからも操縦可能で、米アマゾンが同じような機種で、
空からの宅配に使うと発表し話題に拍車が。

独アウディは、車の自動運転の技術を披露。
規制緩和になれば、すぐにでも使用可能と強い自信を示す。

◆一方で日本は、4Kテレビなど韓国、中国と競合。
既存技術の延長線になって存在感を示せない。

日本は既成を満たす技術開発には強かった。
今後は、新しい土俵をつくる技術開発に取り組むことが、
日本の電機業界復権の処方箋になるだろう。

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【私見】

先日テレビを見ていたら、学力テストPISAの成績が、
やっと上がってきたとやっていました。

それだけにとどまらず、60代の学力テストでは、
世界トップクラスになるとやっていました。

文化水準の高さ、生涯学習の習慣の底力ではないかと思います。

その一方で、クリエイティブな面では、
この電機見本市のように独自性を打ち出すことができていません。

ある枠組みや規制などがあると、それを乗り越える能力、
また出された試験を解く能力は高いのでしょう。

これからは新しい土俵をつくるというような、
パラダイム転換がどの業界にも課せられた問題なのでしょう。

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