今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
テーマ:消える社長、増えるCEO
◆来年のトップ人事の発表が始まった。
武田薬品工業は来年6月、初の外国人社長、
ウェバー氏の起用が決まった。
しかし実質、社長とは見習いの期間で、
最高経営責任者(CEO)が経営トップとなる。
そしてCEO就任は、1年後がメドという。
◆ブリヂストン、ローソンなどの経営トップは、
CEOを名乗り、社長の肩書を捨てた。
その理由は、社長もCEOも法的には単なる呼称だが、
海外では相手の対応も変わってくる。
ブリヂストンは売上高の8割は国内だが、
株式の3分の1は海外投資家である。
日本初のCEOを名乗ったのはソニーの盛田氏。
1976年にCEO制を採用し、世界標準の経営を目指した。
◆CEOが強い権限を持つなら、
社外取締役がしっかりとチェックが大事。
肩書が社長にせよ、CEOにせよ、
経営のトップの仕事は変わらない。
企業統治にブラックボックスをつくらないこと。
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【私見】
グローバル戦略を打ち出す大企業の話ということでしょうか。
わたしたち中小企業では、CEOなんて使うと、
かえって胡散臭く感じてしまうのは、
考え方が古いからでしょうか。
とはいえ大企業、中小企業にかかわらず
海外転換を描いている会社はCEOと名乗ったほうがいいようです。
仕事の内容は、変わるものではないですが。
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