今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
テーマ:セブン、素人目線で40年
◆セブンイレブンが40周年を迎える。
その歴史を見ると、約10年周期で逆風に遭ってきた。
創業前夜、イトーヨーカ堂は設立に二の足を踏んだ。
そのため素人集団の船出となった。
しかし、結果は深夜族を取り込み好調なスタート。
◆そして10年後、商品の混載する共同配送、
バーコードの添付を求め、物流やメーカーから反発を買う。
しかし結果は、物流費の削減、バーコードの実施で売り上げ把握、
消費者ニーズの把握で、商品開発につなげることができた。
消費者の立場、素人の立場から非効率に見える業界慣習を取り除いた。
◆90年ころは、本家米国セブンが経営の苦境に立ったが、
米社を買収し日本流を植え付けて再生させた。
10年前には、事業化が困難といわれたセブン銀行を立ち上げ、
24時間稼働のATMを実現し、3年目で黒字化を達成した。
◆そろそろ10年周期が来るが、逆風どころか追い風の感もある。
一部地域では住民票の写しの発行など行政業務を代行、
弁当工場は、学校給食の請負、家庭への配食事業も積極化。
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【私見】
先日、セブン&アイ・ホールディングス鈴木会長の、
「売る力」を読んだばかりなので、
この記事よりも、もっと深い背景を感じとることができました。
普通の人の精神状態なら、逆風が吹いただけで、へこたれてしまいます。
また業界の慣習を突きつけられると、あえて抵抗できないでしょう。
しかし、鈴木会長はそんな売り手側の事情ではなく、
常に「お客さまの立場」で考えたと言っています。
決して「お客さまのため」という企業目線でなく、
「お客さまの立場」という違いを、何度も強調していました。
振り返ってみると、その軸がブレない40年だったのではないでしょうか。
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