Hassy Times(ハッシー・タイムス)|松本市サンカレッジまつもと

【走川通信 ε=ε=┏( ・_・)┛435号 】 2013.11.25 | Home | 日本の論点 by 大前 研一

今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。

テーマ:セブン、素人目線で40年

◆セブンイレブンが40周年を迎える。
その歴史を見ると、約10年周期で逆風に遭ってきた。

創業前夜、イトーヨーカ堂は設立に二の足を踏んだ。
そのため素人集団の船出となった。
しかし、結果は深夜族を取り込み好調なスタート。



◆そして10年後、商品の混載する共同配送、
バーコードの添付を求め、物流やメーカーから反発を買う。

しかし結果は、物流費の削減、バーコードの実施で売り上げ把握、
消費者ニーズの把握で、商品開発につなげることができた。

消費者の立場、素人の立場から非効率に見える業界慣習を取り除いた。

◆90年ころは、本家米国セブンが経営の苦境に立ったが、
米社を買収し日本流を植え付けて再生させた。

10年前には、事業化が困難といわれたセブン銀行を立ち上げ、
24時間稼働のATMを実現し、3年目で黒字化を達成した。

◆そろそろ10年周期が来るが、逆風どころか追い風の感もある。

一部地域では住民票の写しの発行など行政業務を代行、
弁当工場は、学校給食の請負、家庭への配食事業も積極化。

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【私見】

先日、セブン&アイ・ホールディングス鈴木会長の、
「売る力」を読んだばかりなので、
この記事よりも、もっと深い背景を感じとることができました。

普通の人の精神状態なら、逆風が吹いただけで、へこたれてしまいます。
また業界の慣習を突きつけられると、あえて抵抗できないでしょう。

しかし、鈴木会長はそんな売り手側の事情ではなく、
常に「お客さまの立場」で考えたと言っています。

決して「お客さまのため」という企業目線でなく、
「お客さまの立場」という違いを、何度も強調していました。

振り返ってみると、その軸がブレない40年だったのではないでしょうか。

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走川昌明

日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。

1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。

1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。

現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。

ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。

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