今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。

●原因療法としての精神分析 1
 
このように、現代の精神医学は、
認知行動療法と薬物療法によって、短期間で高い治療効果を上げています。

そのせいもあって、精神分析は、
だんだん日陰に追いやられているように見えます。



確かに、日常生活に支障をきたすような症状に苦しんでいる場合には、
認知行動療法と薬物療法が、一番望ましい方法でしょう。

しかし、ふつうに生活している私たちにとっては、
心身の病気の予防や、自由な心の獲得が一番大切なはずです。

そのうえ、さし当たって軽減しなくてはならない症状もありません。

したがって、主症状だけを治療する対症療法である認知行動療法や薬物療法は、
あまり役に立たないことになります。

やはり、大脳辺縁系の記憶を意識化して真実の歴史を紡ぎあげていく、
原因療法としての精神分析が一番優れていると言えるでしょう。

(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://iyashi.find21.net/psystory/


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