今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。

●精神分析の問題点 3



こうしたことを考え合わせると、ふつうに生活している人が精神分析を受けることは、
かなり難しいと言えるでしょう。

もちろん、日常生活に支障をきたすような重度の神経症や恐怖症に苦しんでいる人が、
治療として精神分析を受けることはあります。

しかし、心身の病気の予防や、自由な心の獲得のために精神分析を受けるなどというようなことは、
ほとんどあり得ないのです。

現代では、重度の神経症や恐怖症に対しても、
精神分析以外の治療法を行う場合が増えてきています。

特にアメリカでは、認知行動療法が主流になりつつあります。
その一番大きな理由は、増大し続ける医療費を削減することが必要になってきたからです。

精神分析は、長い治療期間が必要であり、
しかもハッキリとした治療効果が得られない場合もあります。

それに比べて認知行動療法は、比較的短期間のうちに、
ほぼ確実な治療効果が期待できます。
そのため、医療費を大幅に削減できるのです。

(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://iyashi.find21.net/psystory/


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