Hassy Times(ハッシー・タイムス)|松本市サンカレッジまつもと

■経営の視点(日経新聞から) | Home | ◆サイストリー(その128)

今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。



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物事の見方を根底から変える本というものが、
10年のうちに数冊出てくるというが、
まさにこの本もそれに近いのではなかろうか。

十数年前、ビル・ゲイツの本を読んだとき、
これは世の中の枠組みが大きく変わると思ったものだ。

残念ながらわたしには、
システム開発や構築するだけの技術もアイデアもなく、
出てきたプラットフォームを使用させていただくのが関の山であったが、
それでもネット社会の恩恵というものを
受けることができているような気がする。

その感覚をこの「ビック・データ」に感じた。

世の中のデータ化できるものをできるだけ集め、
そのデータから分析していく手法であるが、
円を微分していくこと感覚が似ているだろうか。

決して最終的に完璧なものになるのではなく、
データ量が多ければ多いほど、その精度が向上する。

その結果、因果関係ではなく、相関関係が重要になってくる。
「理由」ではなく「答え」が重要になってくる。

これはPCの性能の向上、ソフトウェア、
アルゴリズムの高度化に寄与するところも大きいが、
なにより膨大なデータを持てるようになったことが大きい。

そもそもこの流れは、安く航空券を手に入れるための方法や、
インフルエンザの流行を予測することなどから始まっていることがおもしろい。

やがてはビッグ・データを活用した予測で、
より精度の高い翻訳や自動車の自動走行にも利用されうると示唆する。

そしてビッグ・データの2次利用も大きな成果を生み、
「デジタル排出物」も重要資産になりうる可能性もある。

また当然デメリットも存在する。
無害データも大量に集めれば個人の特定や、
予測による制裁も可能になる。

しかしビッグ・データとはいえ所詮はツール、
そして資源の一部でしかないのだ。

最後には、人間の十分に謙虚な姿勢と人間性が重要になってくるのだ。

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走川昌明

日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。

1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。

1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。

現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。

ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。

ご意見、ご質問、ご感想などは、
こちらのお問い合わせフォーム
までお待ちしております。






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