今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。

テーマ:企業が農業に関わる意味

◆安倍政権の成長戦略の焦点の1つが「農業の競争力」だ。
参入規制緩和の意見もあるが、2009年に農地法改正があり、
その3年後には1000を超す法人が参入している。



◆有機野菜宅配のらでぃしゅぼーや。
2009年に千葉県で農業に参入。

畑ごとの管理、肥料代、人件費などコスト削減を試した。
結果わかったのは、農業の難しさだ。

イオン子会社、茨城で直営農場を営むイオンアグリ創造。

各農場の経験をシステムで共有化し、作業標準化し、
9割がた経営を安定させるメドがついた。
しかし残りの1割は天候に左右される。

両社とも安定利益を出す経営には至っていない。

◆農業生産法人グリーンリーフ(群馬県昭和村)。
2006年、モスフードサービスと共同で静岡にトマト農場開設。
肥料のやり方、人の配置を工夫し、今年1月期に黒字に転じた。

沢浦社長は、加工場を作り、農家のグループ化を進めた。
そして企業は消費者ニーズを生産現場に伝え、
パートナーの農家はそれに応え品質を高める。

同友会で経営のイロハを学び、他業種との交流で学んだ。

◆企業とプロ農家の連携が、
日本の農業経営を底上げできるかどうかのカギを握る。

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【私見】

今回は、まるで「プロジェクトX」にでも出てきそうな、
とてもすばらしいストーリーであると思います。

「農業」という視点で書かれてありますが、
旧態依然とした業種などにも、まだまだ当てはまるのではないでしょうか。

それがいま言われている、第一次産業+第二次産業+第三次産業で、
第六次産業を生み出すという発想にもなるでしょう。

体質の古い業界ほど、改善の改良の幅が大きい。
幅が大きいということは、ビジネスチャンスが多いということなのでしょう。

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