今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。

テーマ：アベノミクス後の備え

◆「アベノミクス」効果で、高額商品が活況、
家計の消費支出も堅調。

一方、消費者物価指数は水面下、価格下落圧力も弱まっていない。
円安で原材料高、来年４月の消費税増税と懸念が多い。

◆テーブルマークの冷凍パンは希望小売価格のままで売れている。
大手流通業からの引き合いが多いが、扱う店舗は限定。
特売対象外を納得した取引先のみに供給しているからだ。

そこには商品力を評価される道を選んで、
適正価格を築こうとする強い決意がある。

◆大手スーパーは低価格戦略を打ったが減益に追い込まれた。
低価格だけが顧客を引き付ける力ではないことを再認識したはずだ。

東日本震災後、特売なく増益を達成したスーパーが目立った。
需要と供給を均衡させる重要性も学んだ。

◆スーパー店舗面積は15年前に比べ５割以上増えたが、
売上高は５％程度しか伸びていない。

商品価値を守るには、ときに出店や増産を見合わせる勇気も必要。
企業が成長し、賃金があがる好循環にもつながる。
攻めの質の変化は、デフレ脱却の国策にもかなう。

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【私見】

アベノミクスで、世の経済の流れが変わったのはたしかでしょう。
デフレマインドから、気持ち的には脱却している空気があるようです。

しかし、わたしたちの実生活では、
なかなかその実感がないのもたしかでしょう。

とはいえ、この記事で大事なのは、
消費マインドの価値観の変化ではないでしょうか。

「攻めの質の変化」がこの２０年近く続いたデフレ社会のなかで、
大きなうねりで変わっている気がします。

それは、自分が消費をするときにも、変化を感じています。

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