今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。
■第4節 偽りの歴史と真実の歴史
(共通の経験、空白の時間、王国、存在の根拠)
●心の歴史はその人独自のもの 1
どんな人にも、生まれてから現在までの心の歴史があります。
つらかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、うれしかったこと、
それらすべての経験が一つの歴史として、現在までつながっています。
この心の歴史は、客観的な歴史とは違います。
その人独自のものであり、一人一人まったく異なるものです。
したがって、心の歴史は、ほかの人には理解できません。
いくら言葉で伝えようとしても、どうしようもないのです。
この理由は簡単です。共通の経験が、あり得ないからです。
たとえば、誰かと一緒に映画を見に行ったとしましょう。
同じ映画を見たのなら、同じ経験をしたはずだ、と感じられるかもしれません。
しかし、いくら同じ映画館で同じ映画を一緒に見たといっても、
同じ経験にはなりません。
そのことを証明するのは簡単です。
一緒に映画を見た相手に、映画の感想を聞いて見ればいいのです。
多少は似たところがあるかもしれませんが、
お互いずいぶん印象が違うことに驚かされるはずです。
これは当然のことです。
(つづく)
*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希
http://iyashi.find21.net/psystory/
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