今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。

●大脳辺縁系の記憶の伝染 2

一応、対症療法と原因療法について、簡単に説明しておきましょう。

対症療法とは、病気を根本から治すのではなく、
病気の症状を緩和させて体力の温存を図る治療法です。

たとえば、発熱には解熱剤、痛みには鎮痛剤というように症状を緩和させるだけで、
発熱や痛みの原因については治療しないという治療法です。

原因療法とは、病気の原因そのものに対して治療を施すものです。

たとえば、細菌の感染症では、抗生物質を使って細菌を死滅させます。
さまざまな腫瘍では、手術で腫瘍を切り取ったり、放射線を当てて消滅させたりします。

結局、ストレスから本当の意味で自由になるためには、
大脳辺縁系の記憶そのものを消滅させていく原因療法としての精神分析が、
もっとも優れた方法だということになります。

ところが、何度もお話ししたように、精神分析には、膨大な時間が必要です。

でも、ご安心ください。サイストリーの技法を使えば、
比較的簡単に、短期間で大脳辺縁系の記憶の意識化が可能になります。

したがって、ストレスの発生そのものを激減させることができるわけです。
心と体の健康法の意義は、ここにあります。

この節では、ストレスを中心にお話ししました。
今度は偽りの歴史について、お話しすることにしましょう。


(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://iyashi.find21.net/psystory/


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