今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
テーマ:TPP 集団交渉の妙
◆安倍首相はTPP交渉の参加表明をいつするか?
第1関門は、反対論の残る自民党内の意見調整。
守りぬくべき6項目あるが、「聖域」があることをとりつけた。
外形的には国内調整の突破口が開けた。
第2関門は、米国との事前協議の行方。
米政府は、日本車の対米輸出から身を守りたい。
日本政府は、早く米側からTPP交渉参加の同意がほしい。
USTRの背後には、米議会の対日強硬派が目を光らせている。
政治力のあるフォード・モータースもいるようだ。
◆日米間の事前協議が決着するまで、
安倍首相はTPP交渉への参加表明はできないか?
1990年代の貿易摩擦時代、米通商法301条があった。
1995年、WTOルールで、悪法301条は封印。
今回のTPPは、米国以外の10か国を味方につける戦術もある。
FTAでは米・韓の2国間交渉で韓国が譲歩したが、
TPPでは力学の方程式が違う。
事前協議100%決着を待たず、参加表明する選択肢もある。
---------------------------------------------
【私見】
この日経の記事だと、戦術を練りながらTPP交渉参加しよう、
という論調になっていると思われました。
わたし個人的には、どちらがいいのかという結論が見えていないのですが、
いずれにせよ、言葉がきついですが、米国の交渉の際の基本姿勢としてある、
「侵略」「征服」というような強気の態度に屈することなく、
きちんと原理原則を突きつければいいと思っています。
米国以外の国を味方につける戦術も、今後のことを考えて、
利口な方法であると思われますので、事前の想定も必要ではないでしょうか。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
☆『まぐまぐ!』で無料メールマガジンの発行をしています。
●マガジンID 0000280994
【マガジン名】 走川通信(はしりかわつうしん)
【個別ページ】 http://www.mag2.com/m/0000280994.html
是非、ご登録してみてください!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
☆講演依頼、受け付けています。
☆お問い合わせ、ご意見、ご質問、ご感想などを、お待ちしております。
求職者支援訓練、医療・介護事務、ホームヘルパー、簿記、
資格取得、キャリアアップ、職業訓練のことなら、
「サンカレッジまつもと」
http://www.sun-college.jp