Hassy Times(ハッシー・タイムス)|松本市サンカレッジまつもと

【走川通信 ε=ε=┏( ・_・)┛403号 】 2013.01.21 | Home | すばらしい人間部品産業 アンドリュー・キンブレル (著), 福岡 伸一 (翻訳)

今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


テーマ:復活なるか家電王国

◆米国家電見本市で、パナソニックは産業分野に、
ソニーはテレビに連携できるスマホを発表し、
日本家電産業の反撃が始まった。

テレビの4倍の解像度の「4K」、
有機ELテレビなどを発表したが、
ハードのこだわりはマニア層だけではないか?

◆音楽、映像の視聴手段はいまやインターネット。
それをリードするのが米ネット企業。

多くの消費者は、様々なコンテンツを、
いつでもどこでも簡単に楽しみたいという、
デジタル世代である。

◆日本企業がふたたび、家電で主導権を握るためには、
従来のデジタル家電に、白物家電。自動車、住宅など、
生活回りを上手につなぎ、快適な新しい生活様式を提示すること。

たとえば「スマートTV」を独自規格で進めるのではなく、
米国のネット技術と共に、世界標準をつくるのが王道。

◆ネット技術で攻めてきた米国勢、
ウォン安を武器とした韓国勢の挟み打ちに会い、
日本家電は失速した。

円高是正で韓国には勝てても、技術革新で米国に勝てない。
テレビや車がネットにつながる今、
日本は自前主義を排して、技術総動員で世界に勝てるモデルを。
---------------------------------------------
【私見】

技術立国と言われ、自他ともに認める時代がありましたが、
ハードや品質にこだわり、顧客が見えなくなりました。
また独自の技術にこだわり、世界が見えなくなりました。

その部分をもう一度認識をし、意識改革をしていかないと、
新たな戦略を発表しても、同じ轍を踏むのではないかと思います。
また日本人の特徴として、コラボをすることを嫌う傾向もあります。

いずれにせよ、いままでの成功からすでに半世紀だって、
時代が大きく変わっているということを、現実を、
捉えなおす時期に来た、ということではないでしょうか。

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走川昌明

日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。

1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。

1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。

現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。

ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。

ご意見、ご質問、ご感想などは、
こちらのお問い合わせフォーム
までお待ちしております。






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