今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。

ちょっとお休みが続いておりました・・・


●ストレスと大脳辺縁系の記憶 3


最初の例では、ほとんど情動が発生していません。
大脳辺縁系が仕事の失敗を、危機的状況とは判断しなかったのです。

きっと幼少期に、なにかで失敗しても、
まわりの大人たちから暖かく励まされ続けたのでしょう。
大脳辺縁系に、失敗に関する記憶が存在しなかったわけです。

このような人は、ストレスを感じる機会が少なくて済み、
心身ともに健康でいられる確率が高いでしょう。

上司の注意に対しても、素直に受け入れられるため、
ストレスが発生しにくいのです。
もっとも理想的な例だと言えます。
 
二番目の例では、明らかに情動発生処理が起きています。
大脳辺縁系が、失敗することを危機的状況だと判断したのです。

きっと幼少期の不幸な体験があったのでしょう。
それが大脳辺縁系の記憶として残っているわけです。
なにもできなくなってしまうのは、前頭前野の活性が落ちたままだからです。


(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://iyashi.find21.net/psystory/


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