今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
テーマ:長生きへの処方箋
◆50歳を過ぎると老後の生活設計を真面目に考えるようになる。
50歳すぎの日本人男性の平均余命はざっと30年である。
かといって、老後に備えるには30年の生活を支えるだけの
資金計画があればよいかといえば、そうではない。
◆長生き対応に、個人の資産を増やすことが必要。
超低金利の時代に安全運用では資産は増えない。
50歳すぎのハイリスク、ハイリターンは危険。
節約重視の資産増大策しかない。
◆しかし老後の不安は、
個人資産を多く保有する50歳以上の消費を抑え、
景気がよくならない。
◆対策として「長生きするほど得をする保険」はどうか。
100万円の一括払い、30年満期で中途解約禁止、
満期の生存してういる人だけで保険料元本と運用益を山分け。
原案を考えた17世紀のイタリア人の名前をとって
「トンチン保険」という。
100万円の保険料を2.5%複利で運用すれば、30年で2倍になる。
◆途中解約禁止、亡くなる人が多いほど生存者が得をする反道徳的商品
ということで日本では売られていない。
同世代の相互扶助制度として評価できないか。
長寿社会に対応した処方箋を、
金融の面から考える時代ではないか。
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【私見】
今回は、ちょっとお休みしておりましたので、
頭の体操的な話題を選んでみました。
本来、リスクが高いほど多くもらえる保険が、
長生きするほど多くもらえるというのは、
発想の転換としては、おもしろいのではないでしょうか。
しかし「そもそも論」でいうなら、
どうして社会インフラの整備ができないのか。
わたしたちのリーダー選びも
間違っていたと反省することも必要でしょうねぇ・・・
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