今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


テーマ:原発事業で賭け 日立の勝算

◆原子力発電プラント事業の先行き厳しい。
海外に軸足を移すしかないが、国の支援も期待できない。
強力な競争相手も台頭してきた。

日立製作所が英国ホライゾンを買収したが、
その成否が答えとなるのでは。

◆1980年代は世界10社以上あった原発メーカーが、
現在は6社になってしまった。

米欧メーカーが次々と脱落し、
原発技術の根幹は今や日本企業が握っている。

支えたのは、「国策」の下で行なわれた、継続的な国内の新設だった。
日本政府は原発をインフラ輸出戦略の重点にも位置付けてきた。

IEA前事務局長の田中信夫氏
「世界は日本が原発をやめることを求めていない。
 事故の教訓を安全技術に生かすことを望んでいる」

◆官民一体の中国、韓国の公正は激しさを増す。
UAEの原発商談を、韓国は4兆円で受注した。

日揮の重久吉弘グループ代表は、
「オールジャパン」ではなく「コアジャパン」を提唱する。

日本の丸抱えでなく、中核技術は日本が押さえながら、
案件ごとに強みを持つ海外勢と組む戦略だ。

◆日本企業の技術と信頼を核にした「ドリームチーム」。
国頼みから決別する原発輸出ビジネスの処方箋だ。

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【私見】

この記事を読んで、どうも腑に落ちないのです。

輸出ビジネスを支えるのは、原発事業にかかっているような論調です。

たったこの前まで、原発の在り方に関して、
世論が動いていたのに、なぜもう原発事業の海外展開に、
話が飛躍してしまったのかということです。

海外にニーズがあるのなら、日本での原発事故の教訓を活かして、
事業展開することが、日本経済を支えるのです。
という論調は、どうも腑に落ちませんが・・・

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