今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。


●ストレスと大脳辺縁系の記憶 1

ストレスの原因は、大脳辺縁系が危機的状況だと判断することです。

そこから情動が生まれ、さらに前頭前野(=意識)が
その情動を無理に押さえ込もうとするために、
ストレスが慢性化して、心身にさまざまな弊害が起きてくるわけです。
 
ということは、大脳辺縁系の記憶が多い人と少ない人とでは、
ストレスにさらされる確率が異なってくるはずです。

また、ストレスが慢性化する確率も異なってくるので、
心身の病気にかかる確率も変わってくるはずです。
 
実際に、同じような境遇にいながら、
病気がちな人と健康そのものというような人がいます。

こうした人たちの違いを見ていると、大脳辺縁系の記憶の量によって、
ストレスの総量が決まるということが納得できるでしょう。

たとえば、職場での仕事上の失敗について考えてみましょう。

失敗しても、どうして失敗したかを冷静に分析し、
今後に生かそうと前向きに考えられる人は、たいしてストレスを感じません。

失敗の後も、ふつうに仕事をこなしていくことができます。
しかも、同じ失敗を繰り返しません。

こういう人は、上司に失敗を注意されても、
素直に聞き入れられるため、ストレスになりません。

(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://iyashi.find21.net/psystory/


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

☆『まぐまぐ!』で無料メールマガジンの発行をしています。

●マガジンID 0000280994
【マガジン名】 走川通信(はしりかわつうしん)
【個別ページ】 http://www.mag2.com/m/0000280994.html

是非、ご登録してみてください!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

☆講演依頼、受け付けています。
☆お問い合わせ、ご意見、ご質問、ご感想などを、お待ちしております。

求職者支援訓練、社労士、医療・介護事務、ホームヘルパー、簿記、
資格取得、キャリアアップ、職業訓練のことなら、

「サンカレッジまつもと」
http://www.sun-college.jp

ページトップに戻る