今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。
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この本は1999年に創刊された「ソトコト」のエッセーに、
他での掲載分を補足して出来上がったものです。
いまからみれば10数年前の状況では、
「ロハス」というのは、流行やスタイリッシュなものでした。
しかし、いまと読み返して特に共感したのは、
この本にすでに書かれている、「科学」を政治利用するという話です。
この新書自体は2006年に出版されたので、原発事故前でした。
あの事故を通してわかってきたのは、
政策の裏付けとして、偏った専門家、
あるいは特定の組織に飼い慣らされた専門家を配して、
専門的見解を述べさせて、政策主導に持って行ってしまう
社会構造の歪みがあるということ。
そこには自然や環境、そして未来の子孫への配慮はなく、
現時点での効率的な受益のみを優先とした、
近視眼的な発想をてんこ盛りにしているのです。
どうやらその行動様式は、人間本能的に、直感的に、
釈然としないという感覚を、
あの原発事故以来、多くの人が感じていることでしょう。
ではその釈然としない感覚とはなにか。
そもそも人間を機械論的に考えたり、
科学自体に全ての解を求めること自体がおかしいということ。
それは自然の法則とは、あいまいなバランスで保たれていて、
それをのちに福岡先生は「動的平衡」というキーワードで、
謎を解明していくことになります。
ただそこにまたジレンマが起こるのが、
やはり「ロハス」的思考、行動によって、
明確な利益を得るわけではないということ。
そのため経済人と呼ばれる方々は、いままの思考、
行動様式に回帰してしまうのでしょう。
だからいまこそ思想の変革としての、
ロハスの思考が大事になるのです。
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