今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
テーマ:香川選手と日本の「人材赤字」
◆1998年まで日本は、
ワールドカップへの出場すらかなわなかったのに、
いまではサッカー日本代表の香川選手が、
名門マンチェスター・ユナイテッドで
デビューするようになった。
◆ビジネスの視点で見ると、話が違ってくる。
マンU(マンチェスター・ユナイテッド)にとって、
アジアは重要な市場なのだ。
放映権やグッズ販売で売り上げを伸ばす余地がある。
他の欧州ビッグクラブの海外マーケティングは周到だ。
バルセロナ(バルサ)はシーズンオフになると、
インド、ベトナム、シンガポールなどでサッカー教室を開く。
福岡には常設のサッカースクールもあり、
才能のある子どもはパルセロナに招いて育成している。
市場の拡大と才能の発掘を一石二鳥に行っている。
◆やっと日本Jリーグも、アジア各国でサッカークリニックを開催。
タイやベトナムでJリーグのテレビ放送を始めた。
◆ビジネスで観ると米主要企業のCEOの1割以上が外国人。
オランダはその割合が3割、スイスは7割を越えている。
一方日本では、「日産自動車」以外にはほとんどない。
外国人がトップはおろか役員にもなれない国に、
優秀な人材が流入してはずがない。
このままでは、優秀な人の流出が続いていまい、
「人材赤字」の状態になってしまう。
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【私見】
ロンドンオリンピックを観ると、
イギリスはエンターテイメントの国であり、
それを海外にマーケティングすることに、
たけていると思いました。
かつてのビートルズが、女王陛下から表彰されたというニュースも、
そういうアプローチの一つだったと言われています。
また、自国を海外にアプローチするだけでなく、
海外の人へ、チャンスの「機会均等」もあるということで、
優秀な人材も集めることができるのでしょう。
あらゆる意味で、日本も門戸開放が必要な例ではないでしょうか。
そしてわたしたち自身も、外国人に対する意識の変革も必要です。
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