今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
テーマ:英女王は外資がお好き
■台湾のホンハイが、シャープの堺工場に出資、
台湾のTSMCがルネサス鶴岡工場を買収した。
しかし日本は外資に対して、「黒船」「ハゲタカ」と揶揄する。
■1991年、富士通は英国にDRAM工場を建設し、
英国はエリザベス女王も参加し、国をあげて歓迎した。
その背景には、60年代の「英国病」が漂っていて、
それを改革したのは、1979年のサッチャー首相であった。
対英投資キャンペーンをし、女王も駆り出した。
その効果もあり、当時の日本から、
NEC,日産、トヨタ、ホンダが進出した。
■外資は雇用の受け皿、経済のカンフル剤になる。
しかし現在、英テスコが撤退、エリクソンモービルも縮小した。
外資事業の日本離れが進んでいる。
■残念ながら、前述の富士通は1999年に英国から撤退したが、
当時の誘致の熱意には、学ぶ点が多い。
今の日本もそういう視点が必要ではないか。
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【私見】
内需を盛り上げるのも必要です。
そうはいっても増税だけでは、内部での奪い合いに変わりありません。
視点を変えれば、自分たちの持っている技術、スキル、国民性など、
日本はまだまだ世界に誇れるものを持っています。
その力を海外にアピールし、国内のインフラの強みを活かすのは、
とても大事なことではないでしょうか。
外貨を稼ぐことも大きな政策のはずです。
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