今日は、月曜日です。
「走川通信」のコーナーです。

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【走川通信 ε=ε=┏( ・_・)┛374号 】 2011.03.26

 http://www.matsuaz.biz/hashirikawa/

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★「やってやれないことはない、やらずにできるわけがない」 

「がんばろう日本!」
Pray for JAPAN 

みなさんに全ての良きことが、なだれのごとく起きます。

【もくじ】∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
   
■1.「説得」と「コンセンサス」
■2.「校正技能検定」
■3.「校正技能検定について」

★《付録》「トリガー・フレーズ」本田 直之 
038.【「弱み」を直す必要はない】

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■1.「説得」と「コンセンサス」
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先日の講義のなかで、「説得」と「コンセンサス」についてのグル
ープワークを行いました。

そのワークとは、まず「愛情」「生きがい」「お金」「自己実現」
「正義」「楽しみ」「健康」の7つの言葉で、自分は何を一番大切
にしているか順位をつけます。

これはセルフワークで行うのです。それができたら「コンセンサス
法について」という規範を読みます。読み終わったら、グル―プで
ディスカッションを行い、グループとして、みんなが合意した順位
をつけていくとことをやりました。

グループは5人1組でしたので、もちろんセルフワークでつけた順
位が、他の人と一致することはありません。それを1~7位まで、
グル―プの合意形成に持っていくのですから、一筋縄にはいきませ
ん。予想以上にグループディスカッションが白熱しました。

わたしはファシリテーターとして傍観していましたが、きっと「裁
判員制度」の議論の場では、このような感じで進んでいるのだろう
なと思いました。

今回は「コンセンサス法」というわたしたちが、普段使わない手法
を使いました。どうしても、子どものころから接している、民主主
義の一番分かりやすい方法である「多数決」を使いたくなりますが、
それでは少数意見が無視されます。そうではなく、少数意見にも耳
を傾けるという方法なのです。

議論は、予定の時間を軽く超えて、やっと結論に達した時には、少
数意見が通っていたりするのです。そしてなにより大きな収穫は、
みんなが納得したということでした。納得という一言より、まさに
「腑に落ちる」という、ストンっと気持ちが納まるということだっ
たのです。

そしてみなさんが一番気がついたことは、自分の意見をしっかり聴
いてもらえれば、譲ったり、妥協してもいいやと思えるということ
でした。

まさに、「説得」とは、「説明して、納得すること」であり、傾聴
によっていい人間関係が形成される過程を観ることができた瞬間で
した。


・・・つづく 


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