今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


■フェイスブック、マーク・ザッカーバーグＣＥＯが、
　２月１日、株式公開申請書のなかで、こう記した。

「フェイスブックは世界をよりオープンに深く
　結びつけるという使命を達成するために設立された」

「偉業の実現は、リスクをとることと同義。
　リスクを避けることが最大のリスクだ」

■ザッカーバーグが手本としたグーグルも、
グーグルマップやYoutubeで著作権問題などがあり、
サービス改善をしながら法廷闘争を続ける。

そのグーグルの創業の言葉が、

「許可をもらうより謝る方が楽だ」。

創業理念や社会使命達成には紛争も辞さず、
「グレーを白にする」努力をしている。

■それに対して、日本の企業は、社会に大きな満足を与えるより、
足元の批判や紛争を避けることを優先する「不祥事最小企業」を目指す。

それは、法的リスクとユーザーの利便を天秤にかけて、
無難な方向に進むことになりかねない。

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法律、業界慣習、秩序などの既存の権威がそれを拒む時代には、
反骨心でリスクを取って果敢に攻めることでイノベーションが可能になる。

そういう時代に変わっているのではないでしょうか。


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