今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。
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TPPの反対論者として、いまオピニオン・リーダーである、
中野氏と、その朋友の柴山氏の対談を本にしたものです。
思い越せば2000年代の世界は、アメリカの住宅バブルに牽引されていました。
そして「リーマン・ショック」でそのバブルがはじけました。
それはもう、パラダイム転換をしなければならない次元です。
しかしその後も、金融至上主義は続いています。
それは、アメリカの「新陳代謝」を良しとする、
「進化」という妄想に取りつかれた、幻想のなせる性かもしれません。
そのアメリカの金融至上主義は、決して将来への投資ではなく、
目の前の取引のみを、効率的に考える「市場経済」であり、
そこでは人も育たないし、未来への展望もありません。
それを率先して行っているのが、投機家ですが、
その投機家と結びついているのも、アメリカのウォール街であり、
実は元締めが「財務省」であったりするのです。
そんな投機家にとってのいい世界は、変動のある世界です。
なぜなら、変動こそ彼らの利益の源泉です。
変動の利ザヤによって、彼らが潤うからです。
しかし、産業界も、一般の人も、変化の激しい世の中なんか望んでいないのです。
それなのに、自分の利益のため、投機家とその仲間は世界を混乱させます。
その影響は、いまやEU,中国に及んでいます。
EUは、もういまの現実を観ればわかりますし、
期待された中国でさえ、民族の内紛と少子高齢化で先行き不安なのです。
では、これからの時代はどうしたらいいのでしょうか?
いま世界では「保護主義」への不安をささやかれていますが、
ほんとうにそうなんでしょうか?
実は「保護主義」=「重商主義」と勘違いされてるのではないか。
そもそも重商主義は、商業中心であり、国家・国民のことは無視しているのです。
もし、人口規模、気候条件が整えば、
「保護主義」は、優位に働くのです。
そういう意味で、日本単体で考えれば、
「市場経済」を持ち込もうとする外的圧力をディフェンスし、
「帝国主義」に巻き込まれないことしか、
もう残された道はないのではないか・・・
それは「内需拡大」を中心にした社会を形成すること。
というようなことが、明確にわかってくる本なのです。
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