今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。




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TPP賛成論者の論点というのは、
「日本が閉鎖的」だとか、「乗り遅れている」、
「アジアで取り残される」などなど意味不明な精神論が多いですね。

TPPってわかりにくいので、冷静に見てみます。
そもそも、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドという、
いわゆる小国による小さな連合だったのです。

そこへ2009年11月、オバマ大統領が関与を表明しました。
その狙いは全く明快です。
アメリカの「輸出倍増戦略」の一環です。

それを使って、日本をTPPに誘い込みます。
その小国は、すべてアメリカの味方です。

当然、アメリカ主導でルールが形成され、
日本の意見など通る余地などないのです。
これは単なる多数派工作にすぎません。

これにより日本企業の輸出競争力を奪い、
日本企業のアメリカ生産を促し、
自国の雇用を守るという仕組みになっています。

それから現実を観てみましょう。
日本の平均関税率は2.6%でアメリカより既に低いのです。
農産品に限っても12%、穀物自給率もわずかなものです。
もう十分「開国」しているのです。

そして、デフレ化の貿易自由化は、
実質賃金の低下や失業の増大につながります。
そのメカニズムは、本書で十分にわかります。

そして問題は、関税の撤廃でなく、通貨戦争なのです。
それは「円高」にさらされている現状をみればわかることです。

それでは、なぜTPPに参加したがるのでしょうか?
不思議な国です。

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