今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。


●前頭前野のコントロールと生命の大原則 3

しかし、血糖値が極端に下がってきて
生命の危険を感じるようになると、下位の脳も黙ってはいません。

あらゆる手段を使って、生命の大原則を守ろうとします。
特に種の保存の前提である個の保存に関しては、非常に強い作用を生み出します。

そんな場合、下位の脳が支配している内分泌系や自律神経がよく使われます。
たとえば冷や汗を出したり、呼吸や鼓動を速めたりして、
ふつうの行動ができないようにします。

そうしてなるべく体力を消耗しないようにし向けるわけです。

さらに内分泌系は、さまざまなホルモンを分泌して内臓に命令し、
脂肪を分解して血糖値を少しでも上げようとします。

また、下位の脳は身体に対するさまざまな処置をすると同時に、
脳内に危険を知らせる大量の神経ホルモンを分泌します。
それが不安として感じられるものなのです。

(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://yukitachi.cool.ne.jp/psystory/


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