【今週のピックアップ・アーティスト】
FRANKIE BLEU 「WHO'S FOOLIN' WHO?」
ランチタイム、男はちょっとした考え方の違いで、
彼女と口論をしてしまう。時間は12時半。
そろそろ出発しなくては。
諏訪にある顧客と16時からの商談。
13時にはここを出発しないと。
気まずい気持ちが残るがカフェを後にする。
首都高永福町から乗り、このアルバムをかける。
硬質なロック色の①、ミドルなロック調②と続き、
クールな都市の景色が過ぎていく。
やがて府中辺りで③が流れてくる。
緑の景色が増えてくるなか、すこしクールダウンし、
彼女のことがいとおしくなってくるころには④。
その後、順調に車を走らせ⑨あたりで、
談合坂PAで車を停めて、彼女に、
「さっきは、ごめんね」とメールする。
フランキー・ブルーはAORの中でも、
メインストリームではない。
シアトルで活動し、友人のジョー・シャーメイに、
プロデュースを頼んだのがこの作品だ。
ロック調の曲も半数を占めるが、
ミディアムなライト・メロウでこそ、
フランキーの声が活きる。
キャッチ―な⑥はシングルカットしたが、
ヒットにはなっていない。
ジャケットがLAの海岸辺りを連想させる。
しかし、恋人達の歌が多いせいか、
なぜか首都圏の景色を想起する。
そして男は19時に仕事を終え、帰路の高速で、
このアルバムをまた聴き始める。
⑦⑧あたりが流れ、三日月が浮かぶ空を垣間見ると、
一日の疲れと充実感が体にしみてくる。
22時すぎ駐車場に車を停めたときには、
このアルバムを4回もリピートしてきた。
自宅マンションの窓には灯りが。
こういう日に灯りの付いた部屋に帰るのは癒される。
そしてカーテンの向こうには、彼女のシルエット。
さて一緒にこのアルバムを聴こう・・・
Profile
人気ブログランキングへ
Hashirikawa Masaaki
バナーを作成
走川昌明
日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。
1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。
1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。
現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。
ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。
ご意見、ご質問、ご感想などは、
こちらのお問い合わせフォーム
までお待ちしております。
Category
Map
Calendar
Search
Recent Entry
Recent Comment