【今週のピックアップ・アーティスト】BRUCE HIBBARD 「Never Turnin' Back」
黄色いシボレー・スティングレーに乗って、
こういう音楽をカーステでかけ、
LAの海岸沿いの道を、流れゆくパームツリーを眺め、
車のウィンドを下げて潮風を味わいながら、
ドライブしてみたいものだと、
1980年のおれなら考えていただろう。
夢みたアメリカとメロウなミュージック。
それから20年少々経過し、クライスラーの赤いレンタカーで、
ホノルルの道を走ると、FMラジオはどこをチューニングしても、
HIP-HOPやRAPばかりで、メロウなAORが流れるでもなく、
そういう手持ちのCDもあるわけでもないという現実。
このジャケットの写真のようなイメージと、
イメージ通りの音楽は、いまではノスタルジックだ。
でもいざ音楽が流れてくると、その当時のその空間に導いてくれる。
これが音楽のマジックだ。
さて、予備知識もなく聴いたイメージであるが、
この作品1980年の作品で、CCMというジャンルになるという。
CCMとはContemporary Christian Musicということを知った。
これもまた新たな発見である。
またこのアルバム評論を読むと「捨て曲がない」というフレーズが、
随所の出てくるのであるが、このフレーズはありがちでありながら、
ほんとにあてはまる作品が案外ないのである。
しかし、この作品に限っていえばまさにその通りだ。
①~⑦までライト&メロウなアップナンバーが一気に駆け抜け、
ほんとに心地いい気分にさせてくれる。
そして⑧のバラードがあり最後の⑩は、さながらE,W&Fの世界。
本作品はまた、ブルースにとって2ndアルバムで、
以降は目立った活動がないようだ。
こういう音楽が円熟していくのを聴いてみたかったものだ。
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Hashirikawa Masaaki
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走川昌明
日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。
1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。
1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。
現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。
ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。
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