≪おことわり≫
まずは、東北地震で亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
そして佐野さんのアニバーサーリーライブ、3月12、13日は中止となりました。

「それを『希望』」と名づけよう by 佐野元春」が、
http://www.moto.co.jp/
にてアップされています。

-------------------------------------------------------



30年にもなるのか・・・

佐野元春のアニバーサリーと、
30年ぶりに再会する友人。
彼と連れだって修学旅行気分でライブへ。

その両方があったので、わざわざ大阪まで出向いた。
大阪城ホールは、今回初めて。
キャパの感じは、代々木オリンピックホールのような感じ。

開演前、まわりを見廻すと、やはり30年越しのファン。
みなさん歳をくってしまっている。
そして子ども同伴の方も結構いる。

これが「音楽」の凄さなんだ。
「音楽が世代を超えるってことを証明したいんだ!」
佐野さんが最後の曲「Someday」時のMCで、
語ったこと。

まさに。

30年前、わたしは音楽の力で世の中が変わると、
本気で信じていた。
30年経ったいま、その佐野さんを信じてついてきて、
その力がなんなのか、わかったような気がする。

一時期、佐野さんから完全に離れたこともあった。
それがここ最近、妙な胸騒ぎがして、
佐野さんを探し求めたところ30周年だった。

そんなライブ、なんと終わったときには、
3時間半も経過していた。
途中、佐野さんは「みんな立っていて、大丈夫?」
と声掛けする、ほほえましい場面もあった。

また途中休憩をはさんだが、
第2部はゲストのオンパレードで、
まさにアニバーサリーであった。

ずっと終わらないでいてほしいという時間、
ずっとこのままいさせてほしいと本気で思った。


なぜか今回は「99ブルース」のこの歌詞が耳に付いた。

「得意気な顔した
 この街のリーダー
 シナリオのチェックに忙しい
 ユーモアもない
 真実もない
 フェイクしたスマイルはとても淋しい
 フェイクしたスタイルはとても淋しい」

時代を超えたメッセージに、あらためて驚く。

そして彼は最後のMCで言う。
「ぼくは音楽に対する情熱が醒めない限り


セットリスト

第1部

Introduction
1.君をさがしている
2.Happy Man
3.ガラスのジェネレーション
4.TONIGHT
5.Communication Breakdown
6.99ブルース
7.Indivisualist W/東京スカパラダイス・オーケストラ
8.欲望
9.ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 W/グル―ヴァーズ・藤井
10.Juju
11.月と専制君主
12.彼女が自由に踊る時 W/LOVE PSYCHEDELICO
13.レイン・ガール   W/LOVE PSYCHEDELICO

第2部

INTRODUCCTION
14.Bye-Bye C-boy W/杉真理、伊藤銀次
15.週末の恋人たち W/片寄明人、堂島孝平
16.君をつれていく W/山口博
17.Young Blood W/スガシカオ
18.So Young W/山下久美子
ゲストスピーチ:野茂選手  
19.約束の橋 W/山口、藤井、伊藤、スカパラ
20.ROCK'N ROLL ALL NIGHT
21.RAINBOW IN MY SOUL
22.Young Forever
23.New Age
24.新しい航海
25.SOMEDAY
アンコール
26.悲しきRADIO

佐野さんからの最後のメッセージは、
後日、掲載いたします。



ページトップに戻る