今日は、木曜日です。
「つれづれに」のコーナーです。




最後のタイトルロールが出るとき、
いままでの歴代宇宙飛行士が登場し、
「われわれの話しが作り話だというゴシップがある。
首ねっこをつかんでやりたい」とコメントする。

なんで、わざわざそんなコメントを最後に。

そのための映画ですか?

だから、そもそも、
「わたしは、月面着陸を信じてはいない。」

こういうと、かなり世間から批判を浴びたり、
ちょっとおかしな人間と思われるであろう。

しかし、いろんな文献を読めば読むほど調べれば調べるほど、
1969年時点での月面着陸は不可能であったと思われる。

その証拠に2010年の今、オバマ大統領が、
「近いうちに、また人類を月面に送ることが可能になるかもしれない」
と発言した。

おかしくないですか?

「また」は社交辞令としてわかります。
でも、あれから40数年経過しているのに、
月面への飛行は、じり貧になり、いまになって、
人間を月に送ることができるかもしれない。

なんで、ですか?

アメリカは、あのフィクションの罪悪感をずっと背負っているんです。
あれが、フィクションだとわかると、世界からの失望を買うことを。
世界の信用をなくしてしまうことを。

でも1968年のアメリカは、世界の列国を維持するためには、
このフィクションを世界に知らしめるしか、方法がなかったのです。
では、どれほど弱っていたか・・・
ベトナム戦争から撤退したじゃないですか。
あのアメリカが敗戦ですよ。

もうあの時点でアメリカの栄華は終わっていたのです。
そこから先は、すべてハリウッド作りの
「アメリカという、アイデアです」なのです。

アメリカは、世界にディズニーランドのような、
夢を提供してくれるエンターテイメントな国なのです。

この映画もそうです。
みんな「月面着陸」というストーリー作りに真剣に取り組んでます。
映像提供者のロン・ハワードまで月面着陸の映像を撮った、
スタンリー・キューブリックに敬意を表して、
この映画のプレゼンテーターになっているのでしょう。

月面着陸の是非を非難しているのではないのです。
それにたずさわった、宇宙飛行士という名の俳優たちの名演技に、
わたしは拍手を送りたい。

なぜなら世界の人々に、あの閉塞的な時代に夢を与えてくれたから。

是非、次回は火星着陸の物語、あるいはフィクションでいいので、
そういうものをアメリカから提供していただきたい。
わたしはそのとき、進んでそのフィクションの信者になりますから。

閉塞感の高い時代には、そういう夢が必要だと思います。


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