Hassy Times(ハッシー・タイムス)|松本市サンカレッジまつもと

日本辺境論 by 内田 樹 | Home | ◆サイストリー(その26)

今日は、木曜日です。
「つれづれに」のコーナーです。




基本的にホラー映画は好きではない。
自分から進んで観に行こうとは、なかなかなれない。
ホラー映画自体が怖いのではなく、また仕掛けや、
最近ではCGなど、そういうものも怖いのではない。

しかしわたしは幼少のころ、夜中にトイレに行くのに、
いつも祖母に同伴してもらっていた。
それは怖かったからだ。

なにが怖いかというと、こうみえて霊界に対する感受性が高いのだ。
なぜか高感度のラジオのごとく、反応をキャッチするのだ。
それは、視覚でも聴覚でもなく、知覚するのだ。
得体の知れないものを。

その「知覚」したものが、映画のようにビジュアル化されてしまうと、
自分が受信したものは、もしかして映画のような霊なのか、
化け物のようなものかと思うと、やはりなんとも言えなくなるのだ。

さてこの映画は、キューブリックが描く「シャイニング」より怖い。
ゴシカは、結局、イタコであった
怨念を残したまま亡くなってしまった霊の周波数を、
キャッチできるイタコだった。
だからこの映画に引きつけられたのだろうか。

またもう一つ怖い設定があった。
それは精神科医であるゴシカが、殺人犯として精神異常者として扱われるという、
いままでの日常が逆転してしまうという設定だ。

考えてみてほしい。
もしあなたがユニセフにバンバン寄付できるほどの資産家だったのに、
一夜にしてホームレスなったとしたら。
世界的な有名スポーツ選手だったのに、
一夜にして足を失っていたら。

そういう日常の恐ろしさまで加味された映画なのだ。
そう、ミステリーでもあるのだ。
ミステリー・ホラー。
やはり怖くて、最後まで観ないと気がすまなくなってしまうのだ。


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走川昌明

日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。

1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。

1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。

現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。

ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。

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