Hassy Times(ハッシー・タイムス)|松本市サンカレッジまつもと

今日は、木曜日です。
「つれづれに」のコーナーです。




「武士道」というのは、ここまで西欧の人に美しく写っているのだろうか。

われわれが西欧の「騎士道」に対する美化と同じような、
精神性の美学を持っているのかもしれない。
いや比較検討は不可能なことであるが、
日本の武士道は世界的にみても、かなり精神性の高い、
文化に属するのではないだろうか。

それは、わたしたち日本人が今観ても、そう感じる。
武士道とは文字で表せば、
「義・礼・勇・名誉・仁・誠・忠」という。
現代日本人が一番忘れてしまった精神かもしれない。

その「武士道」に魅せられた監督、俳優が集まった映画。
それは「歴史映画」ではなく、人間の精神成長を描いた作品だった。

トム・クルーズ扮するオールグレン大尉は、
南北戦争の英雄であったが、その戦争後、
アメリカ社会は、「勇気」は「実用主義」に、
「犠牲」は「利己主義」に変わり、
かれはいわゆる「騎士道」の精神の拠り所を失っていた。

そんな彼に、近代化をめざす日本の邪魔者であり、
「武士道」に固執する反乱士族、
渡辺兼扮する、勝元盛次を討伐する命令が下される。

本来敵味方であったこの二人は、
失われた「騎士道」精神と、失われつつある「武士道」の精神で、
本人たちも理解不能な、精神的な共通項を持っていく。

やがて二人は「ラスト・サムライ」となる、
とてもジレンマに満ちた、深い映画である。

日本人が観ても、西欧人が観ても、
近代化、そして消費社会化のなかで失われた、
とても大事なコアな精神を見出す映画ではないだろうか。


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走川昌明

日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。

1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。

1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。

現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。

ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。

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