今日は、木曜日です。
「つれづれに」のコーナーです。
1994年の作品で、原作はそれより17年前の作品です。
原作のアン・ライスが、主演にトム・クルーズに起用したということに、
不満を漏らして、トムもかなり苦悩したそうです。
当時のトムは、正統派の好青年キャラの若手俳優。
そしてその相方役が、やはり当時売り出し中であった、
ブラッド・ピットだったのです。
双方の俳優とも、若手のアイドル俳優から、本格的な性格俳優、
あるいは、いろんな深みのある役をこなしていくということは、
避けては通れなかった通過儀礼であったでしょう。
そんな節目に、この役を演じたことで、
いまのトムとブラピがあるように思う分岐点の作品です。
トムの役は、レスタトという冷酷で、残忍なヴァンパイヤ。
役作りにも相当入れ込んだようで、この役のために十数キロも減量しています。
そしてブラピ演じるレイは、家族を失った悲しみに打ちひしがれたとき、
レスタトに目を駆けられ、ヴァンパイヤに身を転じるのです。
しかし、ここからが大変なのです。
生血で生きるヴァンパイヤなのに、人の命を奪うことができないで、
苦悩するのです。そして、からだは不死であるのです。
その複雑な役柄を演じきっています。
またその二人のヴァンパイヤに、ファミリーとして、
子役のキルスティン・ダンストが演じています。
いまではスパイダー・マンのヒロインとして有名ですね。
そしてタイトルにあるように、インタビューを行うのが、
当時の名優クリスチャン・スレーターです。
監督にはニール・ジョーダンが起用されました。
この難しい原作のよさをきちんと表現し、
単なるホラー映画ではなく、むしろファンタジー映画という、
当時としては定石ではない、すてきな作品になっています。
結果といて、原作者のアン・ライスは、ヴァラエティー氏の2面を買い取り、
この作品の出来良さと、トム・クルーズの演技について、
大絶賛するというオチもありました。
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