今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
いままでの教育という現場に起こる、いろんな事件・現象を、な
るほどという理論の解き明かしてくれます。
まずは、戦後を3つのスパンで区切ります。
1945~60年代を「農業社会的」。いわゆる「共同体社会」
です。1960~75年代を「産業社会的」。このころは学園闘
争などもあり、「個」の自立が叫ばれた時代。
そして1976年代からは「消費社会的」になった。それに伴い
80年代から「校内暴力」、「いじめ」、「学級崩壊」と続く背
景を、その社会システムの変貌と、学校教育、家庭の変貌と含め
て分析していきます。
それが2000年代に入ったあたりから、子どもによる凶悪事件
が世間を騒がせ初めます。ここにきてやっと、これは社会システ
ムだけの問題ではなく、「子どもの変貌」に気づいたのに、その
タブーから目をそらす、教育識者、マスコミを指摘します。
その「子どもの変貌」とは・・・
近代的「個」を目指し、「個性の尊重」が叫ばれ、一方では、グ
ローバルな経済システムが、世界を動かし始めている。
その世相を映すように、子どもたちもまた、共同体的な「個」か
ら、市民社会的「個」へと変わっていく。そこには、「教育」は
教師からの「贈与」ではなく、先生と生徒の「商品売買」という
「等価交換」の場となってしまった現在の、教育現場を分析して
いきます。
そして共同体的社会であれば、一人ひとりの「個」は、「外部」
とのかかわりによって「全能感」を打ち砕かれたり、「超自我」
によりコントロールされる。その歯止めや通過儀礼がなくなり、
なくなったというより、無い「他者」として認識され、「オレ様
化」していく子どもたちの姿を分析します。
そしてますます進むグローバル化。それに伴い、「教育」だけで
なく、子どもを取り巻く環境までが、「市場化」「競争化」の荒
波にのみ込まれていく。
いかに大人は対処すべきか・・・
それを読み解いてみて下さい。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
☆『まぐまぐ!』で無料メールマガジンの発行をしています。
●マガジンID 0000280994
【マガジン名】 走川通信(はしりかわつうしん)
【個別ページ】 http://www.mag2.com/m/0000280994.html
是非、ご登録してみてください!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
☆お問い合わせ、ご意見、ご質問、ご感想などを、お待ちしております。
基金訓練、医療事務、簿記、資格取得、キャリアアップ、職業訓練のことなら、
「サンカレッジまつもと」
http://www.sun-college.jp