Hassy Times(ハッシー・タイムス)|松本市サンカレッジまつもと

【ジャック・ウェルチ】(その6) | Home | 映画批評♯3・「バベル」

今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。



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中国の上海に行くと、あちこちで「味千ラーメン」という看板を
みかけます。日本では見たことないだけに、中国人が経営する、
日本風ラーメン屋かと思いましたが、中国の友人に聴くと、そう
ではないということで、その経営者はどんな人だろうという、漠
然とした感心は持っていました。

そんな折、新聞広告でこの本を見つけて、即買いました。

まず驚いたのは、熊本にあるラーメン店で、社長は1968年生
まれで40歳そこそこ。中国だけで、450店舗、世界では60
0店舗もあるということ。知ったら知ったで、サプライズばかり
でした。

しかしすべてを統轄する重光産業自体は、売上は15~16億円
の会社。海外事業の売上は3億円くらいというのです。一方で、
味千中国ホールディングは、230億円の売上なのです。

これはどういうことかというと、のれん分けした店やFC店から、
フランチャイズ料など多額のロイヤリティーをとることなく、店
主に利益を与えるという方針なのです。

なんとつい数年前まで、フランチャイズ料は、月5000円のみ
だったとのこと。利益は惜しみなくパートナーにと、いう方針だ
そうなのです。

また、その底辺にある精神は、「守るべき味はしっかりと守り、
委ねるべきところは委ねる」ということ、そして「感謝」と「奉
仕」の精神だそうです。それが世界に広がる根本要因であったの
は、明白な事実だと思います。

そんな「味千ラーメン」も、創業者である先代社長の事業の失敗
から立ち上がり、「千味湯」「千味油」と現在のベースのダシと
調味料を開発し、台湾に進出して失敗し、香港、深せんと成功を
おさめ、上海に進出して、いまでは冒頭に書いたように世界で6
00店舗なのです。

「味千ラーメン」の成功と失敗の中には、大きなヒントが、たく
さん隠されている本です。これから中国でビジネスを始めたいと
いう方には、おすすめです。


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走川昌明

日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。

1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。

1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。

現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。

ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。

ご意見、ご質問、ご感想などは、
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までお待ちしております。






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