今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。
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平成20年12月1日に「民法」の改正と、「公益法人制度改革
三法」という新しい法律の施行がありました。何気に聞いたこと
あるという程度、あるいは余り気にしていなかったという人が多
かったのではないでしょうか。
しかし、この法改正は110年ぶりの改正だったのです。「公益
法人」については明治31年の民法で、「営利法人」については
明治32年の商法で制定されて、それが現行法案として、ずっと
機能してきたのです。
しかしその間、やはり110年という経過があり、様々な社会変
化がありました。公益ということでは、行政という役割がほころ
びはじめています。現在では、民間やNPO法人が行政に近いこ
とをやって、逆に行政が民間の市場に、競争原理で参入してくる
という本末転倒な現象も起こっています。
そして、資本主義やグローバル化などのほころびで、地域コミュ
ニティによる動きの活発化があります。
その時代の変化にいち早く対応できそうなのが、この「一般社団
法人」なのです。活用のしかたで、「公益法人」や「NPO法人」
のような法人を設立できます。「公益法人」では、法律上の公益
性に適応しなくてはならないし、「NPO法人」では、都道府県
の認証も必要です。
それに比べ、「一般社団法人」は、利益を社員に配分しないとい
う縛り以外では、行政官庁の関与は不要で、出資条件もないです
し、事業の制限もありません。簡単にいうと、定款を作成し、公
証人の認証で登記が可能なのです。
また「一般社団法人」の場合は、「資本」が主体でなく、「人」
が主体なので、地域の公民館活動や、PTAの特別な活動で継続
性があり、みんなの活動のため、いわゆる簡易的な公益性のある
ものには、ほんとにぴったりの法人であり、きちんとした仲間さ
え集まれば、割と簡単に設立できます。
これこそ時代に合った制度に変わりました。
この本では、届け出の関係のノウハウももちろんのこと、法律改
正の背景まで解説してあるので、ハウツーものとしてだけでなく、
法律的なものまで、わかりやすく読み事ができます。
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