今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。



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菅下さんの著作は、気になっているので、読んでいます。しかし
2009年5月に出版されたこの本は、まだ未読でした。読んで
みて思うのが、最近の菅下さんの著作のベースになる理論が、こ
の本を境に確立されたのではないでしょうか。

経済予測の本は、だいたい半年もすれば、当たっただの当たらな
いだので、陳腐化していくのが通例です。しかし、菅下さんのお
もしろいところは、算命学を用いた理論ではないでしょうか。そ
してそれは50年サイクルです。50年みないと検証できないの
で、そういう意味では半年で陳腐化するものではないのです。

だからこうして出版から1年3カ月近く経過した今でも、陳腐化
したものとして捉えることがないのでしょう。

またそれだけでなく、短い経済サイクル、世界経済のトレンドを
見抜く洞察力も、わたしがファンであるところです。

確実に予測が当たっているのは、トレンドが「円高」に振れてい
くということ。それにともない、輸出産業が海外にまた進出し、
産業の空洞化が起こるということです。

確かの現実と検証してみると、2009年8月に1ドル=100
円をつけたのを境に、現在は85円近くまで円高。そして国内の
自動車産業は、こぞって現地生産、現地の人材採用、それも幹部
まで現地の人としようとしています。ますます日本国内の産業の
空洞化と、雇用機会の減少に拍車がかかるわけです。

そんな日本ですが、菅下さんの分析によると、いま日本は大底に
あり、2011年春から日本株の上昇だけでなく、技術革新によ
り、IT、コミュニケーション・ネットワーク、環境の分野で、
世界をリードするような産業が起こる可能性があるそうです。そ
してニュー・エネルギー分野でも、技術革新が起こりえるそうで
す。

それが当たるか当たらないかというより、その実現に向けて日本
が動かなくては、未来はないでしょう。そして、中国を軸にした
東アジア共同体も、確実に成長している経済圏です。

そこでもまた、いつまでもアメリカのいいなりになる日本ではな
く、そして国内の政局に振り回されるのではなく、日本としての
実力を提示していかなくてはならない時代となってきました。

それから2011年まで、国内の政局が混乱するということも、
予測していました。


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