今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
教え上手というと、いわゆる「ティーチング」のスキルが高いこと
だと思いがちでした。この本、言われてみれば、たしかにそうだよ
な・・・という類の本なのですが、その「たしかにそうだよな」の
部分が、とてもタメになるわけです。
経験、知識のまだ浅い子どもたちには、やはり「ティーチング」に
よって、教育していくことが必要不可欠です。しかし、ある程度の
10代くらいになってくると、「ものの見方」が出来てきます。
そのときに「ティーチング」を行っていたのでは、大人の価値観の
押しつけになってきます。そこで登場してくるのが、「コーチング」
のスキルです。単に自分本位で教えるのではなく、相手から引き出
し、気づかせることが大切になってきます。
では、「ものの見方」がかなりできあがってきている、成人教育は
どうしたらいいのか。それが「ラーニング」のスキルです。
上手に教えることは、自分で考え行動してくれる人を育て、教える
人自身も学ぶ絶好の機会という概念なのです。
おとなの場合は、本人が自己主導的に、学んでいくことを重視し、
問題解決の支援を、それも相手本位で行うことを、教育理論を織り
交ぜながら、きちんと教えてくれる本です。
「教え上手の3部構成」という理論においては、以下のことも教え
てくれます。
イントロダクション(導入)では、相手の情報を収集し、緊張感を
下げること。ボディー(本論)では、教える目標、目的を明確にし、
ラーニングを基本に、ティーチングとコーチングを使い分け、クロ
ージング(結び)では、振り返り、合意など、相手の理解促進を促
します。
教育関係者だけでなく、部下の育成や、経営者として幹部を育成し
なくてはならない、そういう状況にある方に、是非、このスキルを
身につけていただきたい、おすすめの本です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
☆『まぐまぐ!』で無料メールマガジンの発行をしています。
●マガジンID 0000280994
【マガジン名】 走川通信(はしりかわつうしん)
【個別ページ】 http://www.mag2.com/m/0000280994.html
是非、ご登録してみてください!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
☆お問い合わせ、ご意見、ご質問、ご感想などを、お待ちしております。
社労士、医療事務、簿記、資格取得、キャリアアップ、職業訓練のことなら、
「サンカレッジまつもと」
http://www.sun-college.jp