今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
2001.04.03に、あさひ総研のセミナーに参加しました。
そのときの議事録です。
講演者は、「『勝ち組』に入るための小さな会社の経営戦
略」を、出版したばかりのときの小林 正博さんでした。
(4)「勝ち組」の得意技
①クリティカルパスを抑える・・・根幹設備
②ブランド戦略で成功する
③新製品開発で売り上げを倍増する
④クレームへの対応で顧客の信頼を・・・「クレームゼ
ロへの挑戦」
⑤コストダウンとは省くことだ
例)「メーカーの生命線」・・・粗利益30%
*わたしのコメント:
インフラの業界である、年数にともなったブランド力
を持っている、新製品を送ることで売り上げが上がる、
クレームを活かす、ムダをばっさりと、おもいきって
省くことができる・・・
会社の景気がいいときこそ、こういうことをやってい
ないと、弱ってから始めても、徒労に終わってしまい
ます。
(5)社長が先頭に立ってやるべきこと
①自社の弱点を認識せよ・・・現状把握
②得意技をどう構築するか・・・競争力を創る
③仕事のできる人をリーダーに選べ・・・決断のスピー
ドアップ
④方針は単純に簡潔に・・・意思の疎通
⑤戦略集団づくり・・・強い戦力
⑥重点思考を徹底させる・・・攻撃目標の明確化
⑦戦略展開を社長主導で・・・知恵で勝つ
TOPIC:「真剣だと知恵が出る。中途半端だとグチが出る。
いいかげんだと言い訳ばかり。」
TOPIC: 孫子の兵法
「疾(と)きこと風の如く、その徐(しずか)なること
林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如し、動
かざること山の如し、知り難きこと陰の如く、動くこ
と雷逞(らいてい)の如し。」
*わたしのコメント:
現実から目を背けて、自社の得意分野が見えなくなり、
YESマンをまわりにおき、ややこしい経営計画をた
て、無難な人をたてて、地域やお客を絞りこむことが
できず、まるでよろずやの状態になり、みんなの意見
を聞き始めると、どんどんダメな会社になります。
*経営者のみなさんの、お役にたつことを祈って。
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