脳を活かす勉強法 by 茂木 健一郎


最近、巷ではちょっとした脳ブームのようで、
テレビや本でも、脳がテーマになっているものをよくみかけます。
わたしもその影響うけてか、NHKの「プロフェッショナル」の司会でおなじみの、
また「アハ体験」でおなじみのといったほうがいいのか、
最近、テレビの出演で有名な、茂木先生のこの本を読んでみました。

茂木先生自体は、1962年生まれで、若くして博士号を取り、
現在は、脳化学者として、著作者として、またソニーコンピューターサイエンス研究所の
シニアリサーチャーとして、またさきほど書いたように、
テレビにも出演していたりで、巷では有名人になっているかたです。

この本は、タイトルにあるように、勉強法を軸に書かれた本です。
茂木先生の幼少期からの話で、なぜ勉強ができるようになったか、
そのコツというか、ポイントがかかれています。

先生のように天才的な科学者の話だと、
ちょっと手に届かないような気がしたりもするのですが、
ちょっとしたコツで、天才科学者にはなれなくても、
仕事や読書で、そのコツが十分に活かせて、それだけでなく、
実は勉強していくことで、自分の充実感、満足感を手に入れる方法がわかってきます。

特に、本書のはじめにでも書いていますが、脳を喜ばせる3つのしくみ、
①「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化する。
②「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。
③「集中力」を徹底的に身につける。
これだけでも知っていると、なにかと活かせる知識です。
そのほかにも、あわせて37の勉強法を公開しています。

もう社会人になっているので、いまさら勉強なんて、なんて思わないで、
この本の脳のしくみを学ぶことで、
もっともっと充実した、人間性を向上させていく方法を、
見につけることができるるようになるかもしれません。

茂木先生の本は、とても分かりやすく、読みやすいです。
「シンプルな言葉」ゆえ、研ぎ澄まされている文章なんでしょうね。



☆お問い合わせ、ご意見、ご質問、ご感想などは、

こちらのお問い合わせフォーム

までお待ちしております。

◆省エネ・パッケージエアコンのことなら中央製作所へ。こちらから、どうぞ。


ページトップに戻る