今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


2006年11月22日に行われた、渡邉美樹社長の講演会をまとめたものです。
みなさんのお役にたてれば、幸いです。

11.地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになる。

人は人間性を高めるために生まれてきたのです。
そのためには、現状を肯定することなく、
夢に向かって突き進んでいかなければなりません。
そういう経営をしてきて、38歳のときに、1998年に東証2部上場を果たしました。

そのときに、“地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになる”
というミッションを立てました。
決して、儲けることではありません。
“ありがとう”のなかにも、“お金の入るありがとう”と
“お金の入らないありがとう”があります。
これをバランス良くすることが大切です。
そのなかで、カンボジア・ネパールに学校を建てました。

そして、いまのワタミのビジョンは、2020年に1兆円グループになることです。
このビジョンが達成されれば、相当な達成感は得られます。
しかし、本当に大切なことは、ビジョン(夢)の実現の途中で、
人との出逢いがあり、毎日を葛藤することなのです。
そうした毎日を過ごしながら、人間性を高めていくことなのです。


*なおこの議事録は、富田さんのご協力で、掲載しております。

(つづく)

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