今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。


とある有名病院の心療内科の先生に教わった話を、
すこしずつみなさんに、ご紹介したいと思います。


◆初回面接にあたっては

 ①場面構成(場の設定、約束)が必要となります。

 例)「ここでの話は、秘密を守ることになっています。」
   「一時間ほどとってあります」
   「お楽になさってください」
   「慎重に考えていきたいと思います」
   「来週の同じ時間にお待ちしております」

 ②問題状況の整理をする。
 ③混乱した心を受け止める。

 この際には、カウンセラーに対する質問に答えない。
 答えると立場を逆転してしまいます。
 またカウンセラーのプライベートな部分は言わない。

◆カウンセリングを進めていくと、「悲しみの作業」という過程があります。
 それは、クライエントが現実に向かいあう時です。→沈黙、寄り添う
 人は苦しくなると、簡単に結論を出したがります。

 もし、クライエントが迷っていたことに関して、
 「決めました」と結論づけてきても、それは迷いがある証拠の場合が多い。。

◆カウンセリングの終結の基準

 1.クライエントが生活を自分なりのバランスで生きていけるようになっている。
 2.クライエントが自分を受け入れ、ユーモアをもって自分を語れるようになっており、
   他者に対しても肯定的な構えができている。
 3.カウンセリング全体の流れを振り返ったり、外面化しようとすることによって
   カウンセリングの場面を自分なりに位置づけている。


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