ビジネス書でベストセラー作家の本を読んだのであるが、
とてもハードルの低い話が多かった。
これは内容が薄いとか、軽いとかということではなく、
非常にわかりやすく、すぐに理解できたということです。
屁理屈や理論を、こねくり回していなかったのです。
しかしそれゆえ、たいしてインパクトがなく、
なにかこう残るものがないのかなと思っていました。
すると不思議なことに、後から後から、その本で読んだことが、
つぎつぎに浮かんできて、自分の見解として消化して、
いい部分を人に教えてあげることができていました。
これには、驚きました。
実は、インパクトがないと思っていたのに、ボディーブローのように効いていたわけです。
もしかして、これがベストセラー作家のうまさであり、
ほんとに効果的な話があったということなのでしょう。
見かけの派手さ、奇抜さに目を奪われては、いけないということでしょうね。
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