*シリーズで掲載している「かんたんなカウンセリング豆知識」ですが、先週順番を間違えて、6回目を掲載してしまいました。
今週は、飛びました5回目を掲載します。
たのしみにしてた方、お詫び申し上げます。
とある有名病院の心療内科の先生に教わった話を、
すこしずつみなさんに、ご紹介したいと思います。
◆クライエントの話
クライエントの話す内容には、大まかに分類して次の3つの要素が混じっている。
1.事実(出来事)
2.感情
3.計画(願望、予測)
感情ばかり話す場合⇒自分を客観的に見られない。
この状態は、まだいいほうである。
逆に、事実ばかり話す場合⇒感情を殺そうとしている。
この状態は、危険な状態である。
計画の要素が含まれていない場合⇒現実の辛さにひしがれて、生きる希望や
動き出そうという力をもてない。
◆クライエントの訴え
カウンセリングは、クライエントの感情面を取り扱うことを主な狙いとする。
しかし、話の中に言葉として表現されている感情に焦点をあてて聴くこととイコールではない。
考え方、立場からいうと感情的な混乱やこだわりが障害問題解決に進めない。
感情的な障害を処理することを学ぶ。
⇒自力で問題解決できるようになり、しかもその方が、より根本的な解決策で
あるという見方をする。
◆フィードバックの作り方
カウンセラーがクライエントの話の内容や感情をクライエントに伝え直すことを、
フィードバックといいます。
その方法の基本は以下になります。
事実+感情+ですね。
感情+ですね(感情の反射)
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