6回にわたって『逆境の恩恵』のお送りしました。
「すみません、社長って何をすればいいのか、教えてください」
と、とある尊敬する社長さんを訪問したときに教わった、教えでした。
その後、2年3ヶ月後の2003年12月11日に、再訪問をしました。
その期間、自分なりに経験を積んで、自信もつけていきましたが、
やはり、経験豊富な大先輩社長を目の前にすると、
まだまだだなぁ・・・と感じたものです。
初心を思い出したりもしました。
前回と同じく、その教えを定期的に、繰り返し読み返していれば、
いまの自分とは違う、より磨きのかかった自分がいたかもしれません・・・
しかしいまさら嘆いたところで、過去は戻ってきません。
もう一度、みなさんに公開しながら、自分の後悔を反省しながら、
戒めにしていきたいと思っております。
そのとき聞いた言葉、『不易流行』をテーマにつづってみたいと思っています。
また順番は、そのときの話の流れになっておりますので、重要度と順番は関係ありません。
また、みなさんにとって、いまの自分なりの優先順位をつけていただければ、
よろしいかと思います。
それでは、みなさんのお役に立つことを、祈って。
■『不易流行』:蕉風俳諧の理念の一。俳諧の特質は新しみにあり、
その新しみを求めて変化を重ねていく「流行」性こそ、
「不易」の本質であるということ。
1.自分の描いたビジネスモデル通りにいけば、周囲の評価は関係ないのではないか。
赤字のモデルを描くなら、それはそれでもよい。→自分の描くモデルを持つ
*経営計画は、黒字にするということが前提条件になります。
それは周知の事実ですが、経営環境により、必ずしもそうなるとは限りません。
またついつい周りの目を気にして、よく見せようとか思いがちです。
しかし、大切なのは、自分のヴィジョン、理念に忠実であるかどうかです。
たとえその考えにのっとって進めたとき、仮に想定が赤字であったとしても、
それを貫徹していく覚悟が必要だと、教えられました。
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走川昌明
日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。
1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。
1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。
現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。
ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。
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